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MVPが再びミドル級へ ルジボエフのUFC同階級無敗記録に挑む 【UFCファイトナイト・パリ】

MVPが再びミドル級へ ルジボエフのUFC同階級無敗記録に挑む
【UFCファイトナイト・パリ】
© Getty Images / UFC

現地時間2026年9月5日、フランス・パリのアコー・アリーナで開催される「UFCファイトナイト・パリ」のミドル級で、マイケル・ペイジヌルスルトン・ルジボエフが対戦する。

独特の構えと距離感から攻撃を繰り出す「MVP」ことペイジと、UFCのミドル級では無敗を維持するウズベキスタンのルジボエフによる一戦。

ペイジはウェルター級とミドル級を行き来しながら現在3連勝中。
対するルジボエフも3連勝中で、ミドル級ではUFC参戦後5戦全勝を記録している。

MVPはシャラ、キャノニアらを撃破 再びミドル級へ

元Bellatorのスター選手として知られるペイジは、2024年3月にUFCデビュー。
ケビン・ホランドを判定3-0で破り、UFC初戦を白星で飾った。

続くイアン・マシャド・ギャリー戦では判定0-3で敗れたものの、その後は階級をミドル級へ上げ、2025年2月にシャラ・マゴメドフを判定3-0で撃破。

さらに同年8月のUFC 319では、元ミドル級王座挑戦者ジャレッド・キャノニアと対戦した。

ペイジは低く構えた独特のスタンスと素早い出入りでキャノニアを翻弄。
距離を保ちながら打撃を当て、29-28、29-28、29-28の判定3-0で勝利した。

2026年3月にはウェルター級へ戻り、サム・パターソンを30-27、29-28、29-28の判定3-0で破って3連勝。

今回は再び185ポンドのミドル級に階級を上げてルジボエフと対戦する。

ルジボエフはミドル級で5戦全勝

ルジボエフは豊富なプロ経験を持つウズベキスタン出身のファイター。

キックを放つヌルスルトン・ルジボエフ
© Getty Images / UFC

2023年7月のUFCデビュー戦ではブルーノ・フェレイラを1R1分17秒でKO。
続くセドリケス・デュマ戦も1R3分18秒でKOし、ミドル級で2試合連続の初回フィニッシュを記録した。

2024年5月にはウェルター級へ落としてホアキン・バックリーと対戦したが、判定0-3で敗戦。
これが現在まで唯一のUFCでの黒星となっている。

その後はミドル級へ戻り、エリック・マッコニコを2R33秒でTKO。
ダスティン・ストルツフスにも判定3-0で勝利した。

膝の手術による長期離脱を経て、2026年6月のUFCファイトナイト・バクーで約1年ぶりに復帰。
アンドレイ・プリャエフから1R3分58秒、リアネイキドチョークで一本勝ちを収めた。

これでUFCのミドル級では5戦5勝。
そのうち4試合をフィニッシュしている。

MVPの距離をルジボエフが崩せるか

最大のポイントは、ルジボエフがペイジ独特の距離感をどのように崩すかだ。

ペイジは正面から打ち合うのではなく、広いスタンスから細かく位置を変え、一気に踏み込んでパンチや蹴りを当てるスタイルを得意とする。

シャラ・マゴメドフやキャノニアも、この変則的なリズムを最後まで捕まえることができなかった。

一方のルジボエフは身長6フィート5インチ(約196cm)とミドル級でも大型。
ただし、リーチでは6フィート3インチ(約191cm)のペイジが79インチ(約201cm)、ルジボエフが76インチ(約193cm)とペイジが上回る。

ルジボエフにとっては、遠い距離からペイジを追い続けるだけではなく、プレッシャーをかけながらケージ際へ追い込み、組みやグラウンドまでつなげられるかが重要になる。

プロキャリアでは13KO・TKOに加えて21の一本勝ちを記録しており、プリャエフ戦でも蹴りをキャッチして相手を倒すと、バックを奪ってリアネイキドチョークを極めた。

対するペイジは、ルジボエフに距離を詰めさせず、キャノニア戦やシャラ戦と同じように自分のテンポでスタンド戦を進めたい。

ミドル級で実績を積みながら再び階級を行き来するMVPが4連勝を飾るのか。

それともルジボエフがUFCミドル級6戦全勝を達成し、一気に存在感を高めるのか。

スタイルの異なる長身ファイター同士による注目の一戦となる。

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