UFCベオグラードで総額60万ドルのボーナス支給 メディチら4選手が各10万ドル獲得

現地時間2026年8月1日、セルビア・ベオグラードのベオグラード・アリーナで「UFCファイトナイト・ベオグラード:メディチ vs ロドリゲス」が開催された。
大会後のボーナスが発表され、ウロシュ・メディチ(Uroš Medić)、ナヴァホ・スターリング(Navajo Stirling)、ギルバート・ウルビナ(Gilbert Urbina)、ニナ・ミロシェヴィッチ(Nina Milosevic)の4選手が「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」を受賞。
それぞれ10万ドルのボーナスを獲得した。
今回は「ファイト・オブ・ザ・ナイト」は選出されていない。
メディチは開始30秒でメインイベントを制す
メインイベントでは、地元セルビアのメディチがダニエル・ロドリゲス(Daniel Rodriguez)と対戦。
開始直後のパンチでロドリゲスを崩すと、追撃の打撃を浴びせ、第1ラウンド0分30秒でTKO勝ちを収めた。
コメインイベントでは、スターリングが元UFCライトヘビー級王者ヤン・ブワホビッチ(Jan Błachowicz)を第1ラウンド2分56秒、打撃によるTKOで撃破。
無敗を維持するとともに、元UFC王者を破るキャリア最大級の勝利を挙げた。
ウルビナはヴラスト・チェポ(Vlasto Čepo)の激しい攻撃を受け止めたあと、パンチと肘打ちの連打で逆襲。
第1ラウンド1分01秒でTKO勝ちを収めた。
ミロシェヴィッチはヘイリー・カワン(Hailey Cowan)のボディへパンチを繰り返し当て、第1ラウンド3分41秒でTKO勝ち。
UFCデビュー戦を鮮烈なフィニッシュで飾った。
8選手にも2万5000ドルのフィニッシュボーナス
10万ドルのボーナスを受賞した4選手以外にも、フィニッシュ勝利を収めた以下の8選手へ、それぞれ2万5000ドルのボーナスが支給された。
ステファニー・ルシアーノ(Stephanie Luciano)、ヨヴァン・レカ(Jovan Leka)、マテウシュ・レベツキ(Mateusz Rębecki)、ボクダン・グラッド(Bogdan Grad)、マイケル・オリヴェイラ(Michael Oliveira)、トーフィク・ムサエフ(Tofiq Musayev)、ノア・ギュニョン(Noah Gugnon)、ロバート・ヴァレンティン(Robert Valentin)が対象となった。
UFCは2026年1月の「UFC 324」から、通常の「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」と「ファイト・オブ・ザ・ナイト」のボーナスを5万ドルから10万ドルへ増額。
フィニッシュへの還元は明確に増加
UFCは選手報酬の低さを批判されることも多いが、少なくとも好試合や印象的なフィニッシュに対する還元は、以前よりも手厚くなっている。
今大会もアグレッシブな選手が多く見応えがあった。
2026年からは「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」と「ファイト・オブ・ザ・ナイト」のボーナスが、従来の5万ドルから10万ドルへ倍増した。
10万ドルは1ドル=157円換算で約1570万円となる。
さらに、主要ボーナスに選ばれなかった選手にも、フィニッシュ勝利を収めれば2万5000ドル(約393万円)が支払われるようになった。
今回のUFCベオグラードでは、フィニッシュ勝者12人に総額60万ドル、日本円で約9420万円のボーナスが支給された。
派手なKOや一本勝ちを見せた選手へ明確な形で報酬を還元する現在の制度は、選手の待遇改善に向けた一つの前進といえる。
一方で、契約上の基本報酬やUFC全体の収益に対する選手への分配については、現在も議論が続いている。
ボーナスの増額だけで選手報酬をめぐる問題がすべて解決したとはいえないものの、結果を残した選手が以前より大きな追加報酬を得られる環境には変わりつつある。
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