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マテウス・ガムロット vs クイラン・サルキルド UFC5連勝中の新鋭がランキング6位に挑む 【UFCラスベガス120】

マテウス・ガムロット vs クイラン・サルキルド UFC5連勝中の新鋭がランキング6位に挑む
【UFCラスベガス120】
© Getty Images / UFC

現地時間2026年8月8日、米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXで開催される「UFCファイトナイト・ラスベガス120:ガムロット vs サルキルド」で、マテウス・ガムロット(Mateusz Gamrot)とクイラン・サルキルド(Quillan Salkilld)がライト級のメインイベントで対戦する。

ランキング6位のガムロットに、同9位でUFC参戦後5戦全勝のサルキルドが挑む5ラウンドマッチだ。

35歳のガムロットはライト級上位で戦い続けてきた実力者。
一方、26歳のサルキルドはUFCで4試合を第1ラウンドに終わらせ、一気にランキング上位まで駆け上がってきた。

ガムロットが経験とレスリングで新鋭の勢いを止めるのか。
それとも、サルキルドが初のUFCメインイベントで世代交代を印象づけるのか。
ライト級の今後を左右する一戦となる。

ガムロットは前戦で一本勝ち

ガムロットはプロ戦績26勝4敗、1ノーコンテスト。
8勝をKO・TKO、6勝を一本で挙げている。

オクタゴンで構えるマテウス・ガムロット
© UFC

最大の武器は、絶え間なくテイクダウンを仕掛けるレスリングだ。
最初の攻撃を防がれても組み直し、片足へのタックルやボディーロック、相手が立ち上がる際の再テイクダウンへつなげていく。

1試合15分あたりの平均テイクダウン数は5.22回。
相手を一度倒すことよりも、スクランブルを繰り返して体力を奪い、試合全体を自分のペースへ引き込むことに強さがある。

2022年にはアルマン・ツァルキャンとの5ラウンド戦に臨み、激しい組みの攻防を制してユナニマス判定勝ちを収めた。
試合後半まで運動量を落とさず、接戦を取り切ったガムロットの代表的な一戦だ。

直近4試合では、ダン・フッカーにスプリット判定で敗れた後、ルドヴィト・クラインにユナニマス判定勝ち。
チャールズ・オリヴェイラには第2ラウンドで一本負けを喫したが、2026年4月のエステバン・リボビクス戦では第2ラウンド4分19秒、肩固めで一本勝ちを収めた。

前戦で再起を果たしており、ツァルキャンやハファエル・ドス・アンジョス、ジェイリン・ターナーらを破ってきた経験も大きい。
今回もサルキルドを長いスクランブルへ巻き込み、5ラウンドを通して消耗させたい。

サルキルドはプロデビュー戦で敗れた後、12連勝

サルキルドはプロ戦績12勝1敗。
プロデビュー戦で敗れた後は12連勝を記録し、UFCでも5戦全勝としている。

オクタゴンでテイクダウンを仕掛けるクイラン・サルキルド
© Getty Images / UFC

2025年2月のUFCデビュー戦では、アンシュル・ジュブリを開始19秒でTKO。
ヤナル・アシュモズには判定勝ちを収め、ナスラット・ハクパラストを第1ラウンドのハイキックでKOした。

2026年に入ってからも勢いは止まらず、ジェイミー・ムラーキーを第1ラウンドに一本で仕留めると、5月にはベニール・ダリウシュを第1ラウンド3分29秒でTKO。
UFCでの5勝のうち4勝を第1ラウンドで挙げている。

サルキルドは身長約183cm、リーチ約191cm。
身長約178cm、リーチ約178cmのガムロットを体格で上回る。

長い打撃だけを使う選手ではなく、15分あたり平均7.25回のテイクダウンを記録するグラップラーでもある。
プロ12勝の内訳はKO・TKOが5勝、一本が4勝で、打撃と寝技のどちらでも試合を終わらせられる。

ただし、UFC本戦5試合の平均試合時間は4分52秒。
UFCの5ラウンド戦は今回が初めてで、少なくともUFCでは、ガムロットのような上位レスラーとの5ラウンド戦を経験していない。

サルキルドはガムロットの連続テイクダウンを止められるか

この試合は、単純なストライカー対レスラーではない。
サルキルドもテイクダウンと寝技を得意としており、ガムロットが簡単にグラウンドを支配できる相手ではない。

サルキルドはリーチを生かした打撃でガムロットを遠い距離に置き、タックルへ入ってくる瞬間にパンチや膝を合わせたい。
ガムロットが強引に組みつけば、首を狙ったチョークやポジションの入れ替えも考えられる。

一方、ガムロットにとって重要なのは、最初のテイクダウンが成功するかどうかではない。
サルキルドに立ち上がられても組み続け、何度も防御を強いることで、若い新鋭の体力を削ることができるかどうかだ。

サルキルドは序盤からフィニッシュを狙える爆発力を持つが、早い段階で仕留められなければ、これまで経験したことのない5ラウンドの消耗戦に入る可能性がある。

ガムロットが豊富な経験とレスリングでサルキルドの快進撃を止めるのか。
それともサルキルドが体格と攻撃力を生かし、初のメインイベントでランキング上位を撃破するのか。

ベテランの完成された試合運びと、勢いに乗る新鋭の爆発力がぶつかるメインイベントとなる。

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