ジエゴ・フェヘイラ vs ビリー・クアランティロ ライト級転向のクアランティロが約1年8カ月ぶり復帰 【UFCラスベガス120】

現地時間2026年8月8日、米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXで開催される「UFCファイトナイト・ラスベガス120:ガムロット vs サルキルド」で、ジエゴ・フェヘイラ(Diego Ferreira)とビリー・クアランティロ(Billy Quarantillo)がライト級マッチで対戦する。
フェヘイラは直近2連敗中。
クアランティロも2連敗を喫しており、今回は膝の手術とリハビリを経て、約1年8カ月ぶりにオクタゴンへ戻る。
フェザー級からライト級へ転向するクアランティロが、本来の運動量を取り戻せるのか。
41歳のフェヘイラにとっても、連敗を止めるための重要な一戦となる。
フェヘイラは連敗中でも一発の危険性を持つ
フェヘイラはプロ戦績19勝7敗。
柔術を土台としながら、キャリアを重ねる中で打撃を磨き、5度のKO・TKO勝利と7度の一本勝ちを記録している。

2023年にはマイケル・ジョンソンを右の強打一発で失神させ、2024年のマテウシュ・レベツキ戦では激しい打ち合いの末、第3ラウンドにTKO勝ち。
寝技だけでなく、近距離でのパンチやボディーへの打撃で相手を削り、フィニッシュにつなげられる。
しかし、その後はグラント・ドーソンにユナニマス判定で敗れ、2025年9月のアレクサンダー・ヘルナンデス戦でも第2ラウンドにTKO負け。
今回は約11カ月ぶりの再起戦となる。
フェヘイラはリーチ約188cmで、クアランティロを約10cm上回る。
クアランティロが前進してくるところへパンチを合わせ、接近された場合は組みや寝技へ切り替えられる点が強みだ。
クアランティロがライト級へ転向
クアランティロはプロ戦績18勝7敗。
8度のKO・TKO勝利と5度の一本勝ちを記録し、打撃と寝技の両方でフィニッシュを狙う攻撃的な選手だ。

最大の特徴は、被弾しても前進を止めない運動量にある。
1分間の平均有効打数は7.44発。
パンチを連打しながら相手をケージへ追い込み、クリンチやテイクダウン、グラウンドでの追撃まで攻撃を続ける。
一方、2024年3月にはユーセフ・ザラルにリアネイキドチョークで一本負けし、同年12月のカブ・スワンソン戦でも第3ラウンドにKO負けを喫した。
スワンソン戦後は膝の手術とリハビリによって長期離脱を余儀なくされた。
これまでUFCではフェザー級を主戦場としてきたが、厳しい減量が負担になっていたことからライト級へ転向する。
これまでより減量幅を抑えられることで、クアランティロらしい運動量を出せるかが注目される。
クアランティロの前進をフェヘイラが止められるか
試合の構図は、クアランティロの運動量とフェヘイラの迎撃だ。
クアランティロはフェヘイラに考える時間を与えず、パンチの連打と組みを繰り返して消耗戦へ持ち込みたい。
ライト級転向によってスタミナが改善していれば、試合後半まで攻撃を続ける展開も考えられる。
ただし、距離を詰める際の被弾は以前からクアランティロの課題となっている。
フェヘイラはマイケル・ジョンソンを一撃で倒したカウンターを持ち、組みつかれても柔術で対応できる。
クアランティロが不用意に頭から飛び込めば、パンチやチョークを狙われる危険がある。
フェヘイラが経験とフィニッシュ力で連敗を止めるのか。
それとも、クアランティロが階級変更によって本来の勢いを取り戻すのか。
ともに後退せず、打撃だけでなくスクランブルでも攻め続けるタイプだけに、試合開始から激しい攻防が期待されるライト級マッチとなる。
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