元UFCタイトル挑戦者同士が激突 ティル対ロメロがBKFC 94マンチェスターのメインに決定

2026年9月26日、英国マンチェスターのAOアリーナで開催される「BKFC 94」のメインイベントで、ダレン・ティル(Darren Till)とヨエル・ロメロ(Yoel Romero)が対戦する。
試合はベアナックル・ボクシングのクルーザー級で行われる。
両者はともにUFCでタイトルマッチを経験しており、BKFC戦績は1勝無敗。
総合格闘技のトップ戦線で戦ってきた2人が、グローブを着けない打撃戦で激突する。
ティルが地元英国でBKFC初メイン
英国リバプール出身のティルは、2015年にUFCへ参戦。
ドナルド・セラーニやスティーブン・トンプソンを破り、2018年の「UFC 228」ではタイロン・ウッドリーが保持していたUFCウェルター級王座に挑戦した。
その後はミドル級でも戦い、ケルヴィン・ガステラムから勝利。
UFC離脱後はボクシングなどに活動の場を移し、2026年5月30日の「BKFC 90」でBKFCデビューを果たした。
デビュー戦ではアーロン・チャーマーズとライトヘビー級で対戦し、TKO勝ちを収めてBKFC戦績を1勝無敗とした。
BKFC参戦2戦目も英国で行われ、今回は初めてBKFCのメインイベントを務める。
ロメロもBKFC初戦でTKO勝ち
キューバ出身のロメロは、1999年のレスリング世界選手権フリースタイル85kg級王者で、2000年シドニー五輪では銀メダルを獲得した。
総合格闘技転向後はUFCでリョート・マチダ、クリス・ワイドマン、ルーク・ロックホールドらをKO。
2017年にはロバート・ウィテカーとのUFC暫定ミドル級王座決定戦を経験し、2020年にはイスラエル・アデサニヤが保持していたUFCミドル級王座に挑戦した。
2025年9月12日の「BKFC 80」では、テオ・ドゥーカスを相手にヘビー級でベアナックル・ボクシングへ初挑戦。
2ラウンドTKO勝ちを収め、BKFC戦績を1勝無敗としている。
ティルの距離管理か、ロメロの爆発力か
ティルはサウスポーから繰り出す左のパンチを軸に、距離を管理しながら攻撃を組み立てるストライカー。
MMAでは肘や膝蹴りも武器としてきたが、BKFCではパンチの精度や距離の管理、クリンチ状態からのパンチの攻防が重要になる。
対するロメロはレスリングで世界の頂点に立った選手だが、MMAでは踏み込みから放つ強打や飛び膝蹴りを武器に多くのKO勝利を記録してきた。
ベアナックル・ボクシングではレスリングを使えないものの、一発で試合の流れを変える瞬発力とパンチ力を備えている。
ティルが間合いを保ちながら左を当てるのか、それともロメロが一気に踏み込んで強打を振るうのか。
元UFCタイトル挑戦者同士による一戦が、BKFCの英国大会を締めくくる。
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