5カ月で両手を骨折したディチェバが1年ぶり復帰 PFL契約残り2試合との報道も否定

現地時間2026年7月31日、米国ニューヨーク州ロングアイランドのUBSアリーナで開催される「PFLニューヨーク」で、ダコタ・ディチェバ(Dakota Ditcheva)とデニス・キールホルツ(Denise Kielholtz)が対戦する。
試合は女子フライ級で行われ、ウスマン・ヌルマゴメドフ対アーチー・コルガンのPFLライト級世界王座戦に続くコーメインイベントに組まれた。
ディチェバにとっては、2025年7月以来となる約1年ぶりの実戦復帰となる。
5カ月で左右の手を骨折
ディチェバは2025年7月19日のPFLケープタウン大会で、スミコ・イナバ(Sumiko Inaba)と対戦。
判定3-0で勝利し、プロ戦績を15勝無敗とした。
しかし、試合中に左手を骨折。
長期離脱を経て、2026年2月7日のPFLドバイ大会でキールホルツと対戦する予定だったが、今度はタイでの練習中に右手を骨折し、試合を欠場した。
約5カ月の間に左右の手を相次いで骨折したことで、予定していた復帰戦も延期。
ディチェバは長期間、試合から離れることを余儀なくされた。
長期離脱で精神的にも苦しい時期
ディチェバは負傷による長期離脱について、精神的にも厳しい時期だったと明かしている。
ムエタイ時代から年間に複数試合をこなしてきたため、これほど長く競技から離れることには慣れていなかったという。
最初の負傷後には気持ちが落ち込み、進むべき方向を見失ったように感じたと振り返った。
一方、右手を負傷した後は復帰を焦らず、格闘技以外の活動にも時間を使った。
今回は身体がほぼ完全に回復するまで時間をかけ、試合ができる状態になってからPFLに復帰の意思を伝えたという。
契約残り2試合との報道を否定
ディチェバは、PFLとの契約に関する報道についても言及した。
一部では、ディチェバのPFL契約が残り2試合で、1試合につき100万ドル、合計200万ドルに相当すると伝えられていた。
しかし、本人は契約残数について、現在の契約には5試合が残っていると説明し、残り2試合との情報を否定した。
一方、具体的な報酬額については明らかにしておらず、1試合100万ドルとの情報が正しいかどうかは確認されていない。
15戦全勝のディチェバが再始動
ディチェバは2023年にPFLヨーロッパ女子フライ級王座を獲得し、翌2024年にはPFL女子フライ級世界王者となった。
2024年の決勝では、元UFCタイトル挑戦者のタイラ・サントスを2ラウンドTKOで撃破。
プロ戦績は15勝無敗で、PFLでは9戦全勝を記録している。
対するキールホルツは、元Bellatorキックボクシング世界王者。
MMAでは9勝5敗の戦績を持ち、ディチェバが欠場した2月のPFLドバイ大会では、代役のアントニア・シルヴァネイデに判定3-0で勝利した。
本来は2月に実現する予定だった両者の対戦が、約半年遅れてニューヨークで組まれた。
左右の手の骨折を乗り越えたディチェバが、無敗記録を伸ばして再び女子フライ級の中心に立てるか注目される。
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