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元UFC王者ブロック・レスナーが現役引退を発表 プロレスと格闘技に別れ

元UFC王者ブロック・レスナーが現役引退を発表 プロレスと格闘技に別れ

元UFCヘビー級王者で、WWEのスーパースターとしても活躍したブロック・レスナー(Brock Lesnar)が、現役引退を発表した。

レスナーは現地時間2026年8月4日、『The Pat McAfee Show』に出演し、「自分が引退したことを世界中に伝えるために来た」と表明した。

8月1日に行われた米国のプロレス団体WWEによる年間最大級の興行「SummerSlam」でのオバ・フェミ戦についても、
「土曜日を最後に、ブロック・レスナーは終わりだ。リングの中だけでなく、ほかのすべても終わりだ」
という趣旨の発言をしており、プロレスだけでなく、格闘技を含む競技活動全体から退く考えを示している。

WWEの大興行でオバ・フェミと最後の試合

レスナーは「SummerSlam」でオバ・フェミと対戦し、敗北を喫した。

試合後にはフェミを抱きしめ、自身を「過去」、フェミを「未来」と表現。
長年にわたってWWEのトップ戦線を支えてきたレスナーから、次世代のスターへバトンを渡すような結末となった。

MMA4戦目でUFCヘビー級王者に

レスナーは大学時代にレスリングのNCAAディビジョン1ヘビー級王者となり、2000年にプロレス界へ進出。
WWEで世界王座を獲得した後、アメリカンフットボールへの挑戦を経て、総合格闘技へ転向した。

2008年にUFCへ参戦すると、同年11月の「UFC 91」でランディ・クートゥア(Randy Couture)を第2ラウンドTKOで破り、プロMMAわずか4試合目でUFCヘビー級王座を獲得した。

その後はフランク・ミア(Frank Mir)との再戦を制して王座を統一。
2010年の「UFC 116」では、シェイン・カーウィン(Shane Carwin)の猛攻を耐え抜き、第2ラウンドに肩固めで一本勝ちを収めた。

カーウィン戦では第1ラウンドに何度も強打を浴びながら、フィニッシュを許さずに生き残った。
第2ラウンドにはテークダウンから肩固めを極め、UFCヘビー級王座の防衛に成功している。

同年10月にはケイン・ヴェラスケス(Cain Velasquez)に敗れ、ヘビー級王座から陥落した。

UFC 200が最後のMMA出場

レスナーは2011年12月のアリスター・オーフレイム(Alistair Overeem)戦に敗れた後、一度MMAからの引退を発表した。

その後、2016年7月の「UFC 200」で約4年半ぶりに復帰。
マーク・ハント(Mark Hunt)と対戦し、当初は判定勝ちと発表された。

しかし、試合前と試合当日に採取された検体から禁止物質が検出され、試合結果は後に無効試合へ変更された。
この試合が、レスナーにとって最後のMMA出場となっている。

レスナーのプロMMA戦績は5勝3敗1無効試合。
短いキャリアながら、UFCヘビー級王座を獲得し、ミアとカーウィンを相手に王座を防衛した。

プロレスとMMAという異なる舞台で頂点に立ち、日本でも高い知名度を誇ったレスナー。
その異例の競技人生が、WWEの大舞台で幕を閉じた。

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