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ライニアー・デ・リダーがライトヘビー級転向戦 ロマン・ドリッゼと激突 【UFCサクラメント】

ライニアー・デ・リダーがライトヘビー級転向戦 ロマン・ドリッゼと激突
【UFCサクラメント】
© UFC

現地時間2026年8月22日、米国カリフォルニア州サクラメントのGolden 1 Centerで「UFCファイトナイト・サクラメント:ヘルナンデス vs ロドリゲス」が開催される。

メインカードのライトヘビー級では、ライニアー・デ・リダーロマン・ドリッゼが対戦する。
デ・リダーはミドル級から階級を上げてUFCでは初めてライトヘビー級に出場。
ドリッゼも再び205lbs(92.99kg)で戦う。

両者ともに現在2連敗中。
再起を目指す実力者同士が、新たな舞台でぶつかる一戦となる。

デ・リダーはUFC4連勝から2連敗、ライトヘビー級へ

デ・リダーはプロ戦績21勝4敗。
長いリーチを生かした打撃に加え、組みから相手をコントロールし、一本を狙うグラップリングを最大の武器としている。
キャリア21勝のうち13勝がサブミッションによるものだ。

2024年11月のUFCデビュー戦ではジェラルド・マーシャートを第3ラウンド1分44秒、アームトライアングルチョークで一本勝ち。
続くケビン・ホランド戦も第1ラウンド3分31秒にリアネイキドチョークで一本勝ちを収めた。

ジェラルド・マーシャートに右パンチを放つライニアー・デ・リダー
© UFC

さらに2025年5月には、当時プロ無敗だったボー・ニッカルと対戦。
第2ラウンドにボディへのヒザ蹴りを効かせ、そのまま攻撃をまとめて1分53秒TKO勝ち。
ニッカルにMMA初黒星を与えた。

その後は元UFCミドル級王者ロバート・ウィテカーにもスプリット判定で勝利し、UFC参戦から4連勝。
しかし、ブレンダン・アレン戦では第4ラウンド終了時に試合続行ができずTKO負けを喫した。

今年3月のカイオ・ボハーリョ戦では30-27、30-27、30-27のユナニマス判定で敗れ、初の連敗となった。
デ・リダーはこの試合を最後にミドル級から離れ、今回からライトヘビー級へ階級を上げる。

ドリッゼはライトヘビー級でアンソニー・スミス撃破の経験

対するドリッゼはプロ戦績15勝5敗。
15勝のうち8勝をKO/TKO、3勝をサブミッションで挙げており、打撃の破壊力とグラウンドの両方を持つファイターだ。

UFCではミドル級を主戦場としてきたが、ライトヘビー級で戦った経験もある。

2024年6月のUFC 303ではアンソニー・スミスとライトヘビー級で対戦し、30-27、29-28、29-28のユナニマス判定勝ち。
続くミドル級復帰戦ではケビン・ホランドを第1ラウンド終了時、負傷によるTKOで破った。

ドリッゼの攻撃力を象徴する一戦の一つが、ジャック・ハーマンソン戦だ。
グラウンドでハーマンソンの脚を捕らえて体勢を入れ替えると、相手の動きを封じてパンチを連打し、第2ラウンド4分06秒にTKO勝ちを収めている。

ジャック・ハーマンソンにパンチを放つロマン・ドリッゼ
© Getty Images / UFC

2025年3月にはマービン・ヴェットーリとの再戦を5ラウンドのユナニマス判定で制したが、その後はアンソニー・ヘルナンデスに第4ラウンド2分45秒、リアネイキドチョークで一本負け。

今年3月のクリスチャン・ルロイ・ダンカン戦でも29-28、29-28、29-28のユナニマス判定で敗れ、現在は2連敗となっている。

デ・リダーが組みを作れるかが最大のポイント

この試合では、デ・リダーがドリッゼをどれだけ組みの展開へ引き込めるかが大きなポイントになる。

UFC公式スタッツでは、デ・リダーは15分あたり平均2.56回のテイクダウンを記録。
打撃の攻防から相手に接近し、ケージへ押し込んでテイクダウンにつなげると、長い手足を生かしてバックや絞め技を狙っていく。

対するドリッゼもグラップリングを得意としているが、UFCで大きな武器になってきたのは一発で展開を変えられるパワーだ。

有効打数は1分あたりデ・リダーの2.47発に対してドリッゼが3.19発。
立ち技で試合が続けば、ドリッゼのパンチやヒザ蹴りはデ・リダーにとって大きな脅威となる。

一方で、ドリッゼを下にした場合はデ・リダーの強みが最大限に発揮される。

デ・リダーには無理に打撃戦へ付き合わず、長いリーチを使って距離を管理しながら組みへつなげる選択肢がある。
ドリッゼとしてはテイクダウンを防ぎ、デ・リダーに自分の得意なポジションを作らせないことが重要になる。

ともに連敗脱出を懸けたライトヘビー級戦

デ・リダーはUFC参戦後、一気に4連勝してミドル級の上位戦線へ進んだものの、そこから2連敗。
今回は階級を上げて再スタートを切る。

ドリッゼもヴェットーリを破った後に2連敗を喫しているが、ライトヘビー級ではアンソニー・スミスを破った実績があり、205lbsで戦うこと自体は初めてではない。

デ・リダーの組みとサブミッションか、ドリッゼのパワーと総合力か。

ともに連敗からの再起を狙う中、ライトヘビー級で存在感を示すのはどちらになるのか。

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