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21勝無敗の王者ヌルマゴメドフが防衛戦 13戦全勝のコルガンと激突 【PFL New York】

21勝無敗の王者ヌルマゴメドフが防衛戦 13戦全勝のコルガンと激突
【PFL New York】
© PFL MMA

現地時間2026年7月31日、米国ニューヨーク州ロングアイランドのUBSアリーナで「PFL New York Presented by Arkham」が開催される。

メインイベントでは、PFLライト級世界王者ウスマン・ヌルマゴメドフ(Usman Nurmagomedov)と、無敗の挑戦者アーチー・コルガン(Archie Colgan)が王座を懸けて対戦する。

ヌルマゴメドフはプロ戦績21勝0敗1ノーコンテスト。
コルガンも13戦全勝を記録している。
両者は合わせて34勝0敗で、ともにプロで敗戦を経験していない。

公式計量では、ヌルマゴメドフとコルガンがともに154.8ポンド(約70.2kg)を記録。
両者とも王座戦の規定体重をクリアし、無敗対決が正式に成立した。

BellatorからPFLへ王座をつないだヌルマゴメドフ

ヌルマゴメドフはロシア・ダゲスタン共和国出身の28歳。
身長約180cm、リーチ約182cmで、アブドゥルマナプ・ヌルマゴメドフMMAスクールに所属している。

プロ21勝の内訳は、KOまたはTKOが8勝、一本が7勝、判定が6勝。
テークダウンとグラウンドコントロールだけでなく、長い距離からの蹴りや素早いパンチの連係も武器としている。

2025年1月には、Bellatorライト級世界王座を懸けてポール・ヒューズ(Paul Hughes)と対戦。
5ラウンドにわたる接戦を、48-46、48-46、47-47の判定2-0で制し、王座防衛に成功した。

同年10月には、PFLライト級世界王座を懸けてヒューズと再戦。50-45、49-46、48-47の判定3-0で勝利し、PFLライト級世界王者となった。

2026年2月の初防衛戦では、2025年PFLライト級トーナメントを制したアルフィー・デイビス(Alfie Davis)と対戦。
第3ラウンド4分41秒、肩固めによるテクニカルサブミッションで勝利し、プロ戦績を21勝0敗1ノーコンテストとした。

打撃、レスリング、サブミッションのすべてを高い水準で備え、5ラウンドを通じて試合を組み立てられることがヌルマゴメドフの強みだ。
序盤から無理にフィニッシュを狙わず、相手の反応を見ながら攻撃を変化させられる。

NCAAで実績を残した無敗のレスラー

コルガンは米国コロラド州出身の31歳。
身長約175cm、リーチ約178cmで、デンバーのElevation Fight Teamなどを拠点に活動している。

プロ戦績は13戦全勝。
5勝をKOまたはTKO、1勝を一本、7勝を判定で挙げている。
フィニッシュ数ではヌルマゴメドフを下回るものの、安定したレスリングと豊富な運動量を生かし、試合を通じて相手に圧力をかけ続ける。

大学時代はワイオミング大学でレスリングに取り組み、ビッグ12カンファレンスを制覇。
NCAA選手権に2度出場し、大学通算112勝を記録した。
MMA転向後もレスリングを最大の武器とし、Bellatorで8戦全勝を記録してPFLへ進んだ。

2025年6月のPFL初出場では、マンスール・バルナウイ(Mansour Barnaoui)と対戦。
経験豊富な相手にテークダウンとプレッシャーを重ね、30-27、30-27、30-27の判定3-0で勝利した。

同年10月には、ジェイジェイ・ウィルソン(Jay-Jay Wilson)と対戦。
打撃戦にも応じながら、要所でダブルレッグやボディロックからテークダウンを奪い、30-27、30-27、29-28の判定3-0で無敗記録を13に伸ばした。

コルガンは一度のテークダウンで終わらず、相手が立ち上がれば再び組みつき、マットへ戻す展開を得意としている。
トップポジションから大きな攻撃を急ぐよりも、相手をフェンス際に固定し、体力を削りながら試合を支配するタイプだ。

勝負のポイント

勝負のポイント

最大の焦点は、コルガンのレスリングがヌルマゴメドフにどこまで通用するかだ。

コルガンは低い姿勢からのダブルレッグや、フェンス際でのボディロックを武器としている。一度のテークダウンで終わらず、相手が立ち上がれば再び組みつき、マットへ戻す粘り強さが持ち味だ。

ヌルマゴメドフを後退させ、蹴りを出しにくい距離で組み続けることができれば、コルガンが試合のペースを握る可能性がある。

一方、ヌルマゴメドフは身長とリーチでコルガンを上回る。前蹴りやミドルキックで距離を保ち、コルガンの踏み込みにパンチや膝蹴りを合わせる展開も考えられる。

ヌルマゴメドフは組みの攻防にも対応できるため、コルガンはテークダウンを奪うだけでなく、その後のスクランブルやサブミッションにも警戒しなければならない。トップポジションを維持できずに隙を見せれば、王者にバックや首を狙われる危険がある。

5ラウンドの王座戦経験では、ヌルマゴメドフが大きく上回る。コルガンとしては序盤だけでなく、終盤まで組みの圧力を保つためのペース配分も重要になる。

ヌルマゴメドフが多彩な打撃と組み技、王座戦経験を生かして防衛を果たすのか。それともコルガンが粘り強いレスリングで王者の攻撃を封じ、無敗のままPFLライト級の頂点に立つのか。

無敗王者と無敗の挑戦者による、互いの距離と組みの主導権を懸けた一戦となる。

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