ウスマン・ヌルマゴメドフが変則ハイキックから1回TKO勝ち 無敗対決を制してPFL王座防衛【PFL New York】

現地時間2026年7月31日、米国ニューヨーク州エルモントのUBSアリーナで「PFL New York Presented by Arkham」が開催された。
メインイベントのPFLライト級世界タイトルマッチでは、王者ウスマン・ヌルマゴメドフ(Usman Nurmagomedov)と、挑戦者アーチー・コルガン(Archie Colgan)が対戦。
ヌルマゴメドフが第1ラウンド3分42秒、キックとパンチによるTKO勝ちを収め、王座防衛に成功した。
WINNER:ウスマン・ヌルマゴメドフ第1ラウンド3分42秒 TKO(キック、パンチ)
ジャブと前蹴りでコルガンの前進を止める
無敗同士のタイトルマッチは、両者ともオーソドックスの構えで始まった。
コルガンが前へ出ようとするのに対し、ヌルマゴメドフは長いジャブや前蹴り、ボディキックを使って距離を維持。
コルガンに明確なテークダウンへ入る場面を作らせず、ケージ中央から攻撃を当てていった。

コルガンもプレッシャーをかけてパンチを返したが、ヌルマゴメドフは攻撃をかわしながらカウンターを合わせ、次第に試合の主導権を握った。
ブラジリアンキックのような変則ハイキックで決着
第1ラウンド終盤、ヌルマゴメドフはブラジリアンキックのような軌道を描く変則的なハイキックを放ち、コルガンの顔面を捉えた。

蹴りを受けたコルガンが膝をつくと、ヌルマゴメドフは立ち上がったところへアッパーを当てて再びダウンを奪う。
さらにパンチを連打し、コルガンが有効に防御できなくなったところでレフェリーが試合を止めた。

「自分以上に練習したのはイスラムだけ」
試合後、ヌルマゴメドフは今回が自身にとって最高のトレーニングキャンプだったと振り返った。
非常に厳しい練習を重ねたとしたうえで、キャンプ中に自分以上にハードワークしていたのは、チームメートのイスラム・マカチェフ(Islam Makhachev)だけだったと語った。
また、今回が現在のPFL契約における最終戦だったことにも言及し、今後については条件次第との姿勢を示した。
さらに、ジェイク・ポールのプロモーション会社MVP側がダナ・ホワイトの選手報酬を批判してきたことに触れ、「今度は彼らがどう支払うのか見てみよう」という趣旨の発言を残した。
コルガンにキャリア初黒星
ヌルマゴメドフは、レスリングを武器とするコルガンに明確なテークダウンへ入る場面を作らせず、打撃で試合を終わらせた。
戦績は22勝0敗、1ノーコンテストとなり、PFLライト級世界王座の防衛に成功。
一方、13戦全勝でタイトルに挑戦したコルガンは、プロ14戦目で初黒星を喫した。
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