アスクレンがセフードの失速に苦言 メラブ戦で8点リードから逆転負け「少しは練習しないと」

ベン・アスクレン(Ben Askren)が、「RAF Georgia」でメラブ・ドバリシビリ(Merab Dvalishvili)に逆転負けを喫したヘンリー・セフード(Henry Cejudo)のコンディショニングについて言及した。
セフードは現地時間2026年7月11日、ジョージアの首都トビリシで行われたドバリシビリ戦で、一時8-0までリード。
しかし、その後は得点を奪えず、ドバリシビリに11-8で逆転負けした。
「自分には肺移植という理由がある」
アスクレンは、デメトリアス・ジョンソン(Demetrious Johnson)の番組「MightyCast」に出演。
セフードが試合後半に失速したことについて、自身の両肺移植を引き合いに出しながら語った。
アスクレンは、自分には疲労する理由があるとしたうえで、セフードについては第3ピリオドには立っているのも難しいほど消耗していたと指摘した。
アスクレン自身も、7月18日の「RAF 11」でベラル・ムハマド(Belal Muhammad)と対戦し、6-3で敗れている。
試合後半に運動量が落ちたものの、アスクレンは移植した肺が痛んだわけではなく、途中から脚が動かなくなったと説明した。
その原因については、長期間にわたって強度の高い運動ができなかったことによる「心臓のデコンディショニングではないか」と、自身で調べた内容をもとに推測している。
ただし、医学的に確認された診断として語ったものではない。
セフードの準備不足を推測
アスクレンは、セフードがレスリングの練習を十分に行わず、ドバリシビリを早い段階で仕留められると考えていた可能性があると推測した。
「レスリングをすることに同意したなら、少しは練習しないといけない」
セフードは2008年北京五輪の男子フリースタイル55kg級金メダリスト。
試合序盤には、グラウンドでドバリシビリを連続して回転させ、一気に得点を重ねた。
アスクレンは、セフードがあと2点を加えて10点差とし、テクニカルフォールで早期決着する展開を想定していたのではないかと分析している。
ただし、セフードが実際にどの程度の準備を行っていたのかは明らかになっていない。
アスクレンも本人とは話していないとしたうえで、自身の推測として語っている。
8月22日のRAF 12で再戦
ドバリシビリとセフードは、現地時間2026年8月22日に米国オハイオ州クリーブランドで開催される「RAF 12」で再戦する。
試合は初代RAFライト級クロスオーバー王座決定戦としてメインイベントに組まれた。
RAFでの前回対戦に加え、ドバリシビリは2024年の「UFC 298」でもセフードに判定3-0で勝利している。
前回はセフードが序盤にレスリング技術の高さを見せながら、ドバリシビリの運動量に押されて逆転を許した。
再戦では、セフードが3ピリオドを通じてペースを維持できるかが大きな焦点となる。
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