パウロ・コスタがUFCに苦言「迷走している」契約は残り1試合

元UFCミドル級タイトル挑戦者のパウロ・コスタが、現在のUFCのマッチメイクや意思決定について不満を表明した。
コスタはブラジルの格闘技メディア「Sexto Round」のインタビューに出演。
デイナ・ホワイトCEOが以前ほどマッチメイクなどの重要な意思決定に深く関わっていないとして、「デイナ・ホワイトの存在が非常に欠けている。
UFCは迷走している」と語った。
さらに現在のUFCとの契約が残り1試合であることを明かし、今後の契約について慎重な姿勢を示している。
「デイナならすでに解決していた」
コスタは4月のUFC 327でライトヘビー級のアザマト・ムルザカノフと対戦し、3R1分23秒でTKO勝利。
勝利後は早期の復帰を希望し、6月にはUFC側に7月または8月の試合を求めたという。
しかし、次戦について明確な回答を得られない状況が続いたとして、現在のUFCの意思決定に苦言を呈した。
「もしデイナだったら、どちらにせよすでに解決していたと思う。
他の人たちは経験が足りず、決断できなくなっている。
恐れている」
さらにコスタは「UFCは迷走している」とした上で、判断の遅れやタイミングを逃していることを問題視。
ホワイトが重要な決定の多くを担っていた時代との違いを指摘した。
UFCとの契約は残り1試合
コスタによると、現在のUFC契約で残されているのはあと1試合。
新たな契約についてはまだ合意しておらず、条件次第で今後を判断する考えだ。
コスタは、UFCとの契約延長に応じれば、ライトヘビー級暫定王座戦を組んでもらえる可能性が高いとの見方も示した。
一方で、王座挑戦だけを目的に自分の価値より低い条件を受け入れるつもりはないと主張している。
「UFC王者の中には、自分の半分しか稼いでいない選手も知っている」と語り、タイトルだけではなく報酬や契約条件も重視する姿勢を明確にした。
エディ・ハーンからマネジメントの提案
またコスタは、ボクシング界の大物プロモーターとして知られるエディ・ハーン(Eddie Hearn)と話をしたことも明かした。
コスタによると両者は「良い話し合い」を行い、ハーン側から自身のマネジメントチームに加わることを提案されたという。
現時点で契約を結んだわけではなく、すぐにボクシング転向するという話でもないが、UFCとの契約が残り1試合となっている中で、コスタが外部との接触を始めている点は今後の去就を考える上でも注目される。
暫定王座戦にはコスタ、アンカラエフらを主張
ライトヘビー級王者カーロス・アルバーグが負傷で離脱していることから、暫定王座戦の可能性も取り沙汰されている。
コスタはその候補について、自身に加えてマゴメド・アンカラエフとナヴァホ・スターリングの名前を挙げた。
一方、イジー・プロハースカやカリル・ラウントリーJr.については直近の試合で敗れていることを指摘し、
「自分は勝っている。
アンカラエフも勝っている。
ナヴァホも勝っている」と主張。
勝利している選手が暫定王座戦に選ばれるべきだとの考えを示している。
ライトヘビー級でムルザカノフを破り、一気にタイトル戦線への参入を狙うコスタ。
その一方でUFCとの契約は残り1試合となっており、次戦の相手だけでなく、その先もUFCに残るのかが注目される状況となっている。
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