38歳で防衛戦を迎えるヴォルカノフスキーが無敗イヴロイエフ戦に自信「全盛期の俺に見えるはず」

UFCフェザー級王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキーが、モフサル・イヴロイエフとの防衛戦を前に、圧倒的なパフォーマンスを予告した。
ヴォルカノフスキーは現地時間2026年10月24日、アラブ首長国連邦・アブダビのエティハド・アリーナで開催される「UFC 333:ヴォルカノフスキー vs イヴロイエフ」のメインイベントで、無敗の挑戦者イヴロイエフを迎え撃つ。
現在37歳のヴォルカノフスキーは9月29日に38歳となり、試合当日は38歳でオクタゴンに立つ。
本人は自身が今も全盛期にいるわけではないと認めながらも、試合後にはファンから「全盛期のヴォルカノフスキーみたいだ」と言われるような内容になると自信を見せている。
「全盛期だからではない。この試合がそういう展開になる」
ヴォルカノフスキーはMain Eventのインタビューで、38歳で完璧な試合をすれば、ファンから「まだ10年戦えるのではないか」と思われるような内容になると予想した。
さらにイヴロイエフ戦について、
「間違いなく『これは全盛期のヴォルクみたいだ』と言われるはずだ」
と自信を示している。
ただし、自身が今も全盛期にいると主張しているわけではない。
「俺が全盛期だからか? 違う。
この試合がそういう展開になるからだ」
と説明し、イヴロイエフとのスタイルの噛み合わせが、自身の強さを最大限に引き出すと考えている。
ヴォルカノフスキーは、この一戦が38歳にしてキャリアでも屈指のパフォーマンスになる可能性があるとも語った。
無敗イヴロイエフのテイクダウンにも自信
イヴロイエフはプロ20戦無敗。
レスリングとグラップリングを武器にフェザー級トップまで上り詰め、今回がUFC世界王座初挑戦となる。
当然、ヴォルカノフスキーも最大の警戒ポイントがテイクダウンであることは理解している。
しかし王者は、イヴロイエフがテイクダウンを狙ってきても成功させるつもりはないと強調。
仮に背中をマットにつけられたとしても、すぐに立ち上がり、再び距離を詰めて打撃を浴びせる展開になると予想している。
「モフサルはテイクダウンを狙ってくる。
でも俺には通用しない。
もし倒されたとしても、すぐに立ち上がる」
レスリングを封じることへの自信は大きい。
「彼の一番の勝機は俺をKOすること」
さらにヴォルカノフスキーは、イヴロイエフが何度もテイクダウンを仕掛ければ、1、2ラウンドを終えた頃には疲労が蓄積すると分析している。
そのため、イヴロイエフにとって最も可能性のある勝ち方は、レスリングで判定勝利を狙うことではなく、むしろ打撃でKOを狙うことだとまで語った。
ヴォルカノフスキーは「この階級で俺に判定勝ちできる選手はいない」と自信を示しており、テイクダウンを防ぎ続けることでイヴロイエフを打撃戦へ引きずり込む考えだ。
レスリングを最大の武器とする挑戦者に対し、それを真正面から封じると宣言した王者。
無敗の挑戦者を相手にベテランの強さを証明できるか
ヴォルカノフスキーにとって今回の防衛戦は、単なる王座防衛以上の意味を持つ。
38歳という年齢で、20戦無敗の32歳の挑戦者を相手にどこまで圧倒的な内容を見せられるか。
一方のイヴロイエフにとっても、フェザー級を長く牽引してきた王者を破れば、一気に自身の評価を決定づけることになる。
ヴォルカノフスキーが予告するように、試合後に「全盛期のヴォルカノフスキーを見ているようだった」と評される展開になるのか。
王者の打撃とテイクダウンディフェンス、無敗の挑戦者のレスリングがぶつかるUFC 333のフェザー級タイトル戦に注目が集まる。
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