ナモ・ファジルがDWCS前日のトラブルを告白 減量中に「約15人が部屋に入ってきた」と主張

Dana White's Contender Series(DWCS)Season 10 Week 2でカイキ・ブリトにKO負けしたナモ・ファジルが、試合前日にホテルでトラブルに巻き込まれていたと明かした。
ファジルは現地時間2026年8月18日、米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXで開催されたDWCS Season 10 Week 2のメインイベントでブリトと対戦。
激しい攻防となったが、第3ラウンド開始12秒、ブリトの右を受けてKO負け。
ブリトはこの勝利でUFCとの契約を獲得した。
試合後、ファジルは自身のSNSを通じ、大会前日に行われていた減量中、宿泊していたホテルの部屋でトラブルが起きたと説明した。
「約15人が部屋に入ってきた」
ファジルによれば、出来事が起きたのは計量日の減量中だった。
普段は試合に向けて約14kgを落としており、この時点ですでに10kg以上を落とし、残り3〜4kgほどだったという。
ファジルは毛布にくるまりながら発汗を続けていたところ、部屋のドアを強くノックする音がしたと説明。
コーチがドアを開けると、ファジルによれば、約15人のチェチェン人が部屋に入ってきたという。
ファジルは、自分から最初に手を出すつもりはないと伝えたものの、その中の1人から平手打ちを受け、さらにもう一度平手打ちされたと主張している。
その後はファジルも反応して騒ぎとなり、翌日に試合を控えていたことからコーチ陣が間に入って制止。
最終的には警察も現場に来たとしている。
ファジル「いつもの自分ではなかった」
ファジルは今回の出来事について、敗戦の言い訳をしたいわけではないとしながらも、ブリト戦で普段通りのパフォーマンスを出せなかった背景を理解してもらうため、今回の出来事について話す必要があると説明した。
大幅な減量の最中にトラブルが起き、その後も体重を落とし続けなければならなかったことで、試合では普段ほど身体に力が入らなかったとしている。
一方、ファジルは約15人全員から暴行を受けたとは話しておらず、実際に平手打ちを受けたと主張しているのは1人から2度。
自身もその後に反応し、周囲が止めに入ったという説明だ。
ススルカエフ関与との報道も
このトラブルをめぐっては、UFCミドル級のバイサングル・ススルカエフ(Baisangur Susurkaev)が関与していたとの報道も出ている。
ススルカエフはファジルの敗戦後、自身の手の写真とともにファジルを揶揄する内容をSNSへ投稿しており、今回の出来事との関連を示唆するものとして注目されている。
ただし、ファジルが公開した説明の中では、平手打ちした人物をススルカエフだと明確に名指ししているわけではない。
両者をめぐる対立の背景には、ファジルが以前からUFCウェルター級のイスラム・ドゥラトフに対して挑発的な発言を行い、対戦を要求していたことなどがあると報じられている。
ダナ・ホワイトもホテルでの出来事に言及
UFCのダナ・ホワイトCEOもDWCS終了後、ファジルについて大会前にファイターホテルで「何かあった」ことを示唆していた。
ただし、ホワイトは具体的に何が起きたのかについては説明していない。
ファジル本人の主張と、ホテルで何らかのトラブルが起きていたことを示唆するホワイトの発言がある一方、事件の詳しい経緯については今後の情報を待つ必要がある。
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