UFCで5勝1敗1NCも契約更新されず ダニエル・マルコス「今も理由が分からない」PFL Tampaで再出発

UFCで5勝1敗1NCの成績を残しながら契約を更新されなかったダニエル・マルコスが、UFC離脱の経緯について語った。
マルコスは現地時間2026年8月22日、米国フロリダ州タンパのBenchmark International Arenaで開催される「PFL Tampa」でマゴメド・マゴメドフと対戦する。
今回がマルコスにとってPFLデビュー戦。
UFCを離れてから約3カ月、新天地で再スタートを切る。
UFCで5勝1敗1NC、最後の試合も一本勝ち
ペルー出身のマルコスは2022年、Dana White's Contender Series(DWCS)でブランドン・ルイスを破り、UFCとの契約を獲得した。
2023年1月のサイモン・オリヴェイラ戦でUFC本戦デビューを果たすと、第2ラウンドTKO勝ち。
その後もデイビー・グラント、ジョン・キャスタネーダ、エイドリアン・ヤニェズに勝利した。
2024年2月のアオリ・チロン戦は偶発的なローブローによりノーコンテストとなったが、UFCで初めて黒星を喫したのは2025年5月のモンテル・ジャクソン戦。
ユナニマス判定で敗れた。
しかし、同年11月のマイルズ・ジョーンズ戦では第2ラウンド4分23秒、リアネイキドチョークで一本勝ち。
敗戦から立て直し、UFC本戦での成績を5勝1敗1NCとしていた。
今年1月から試合を待つも契約更新されず
それでも次の試合は決まらなかった。
マルコスは今年1月から次戦に備えてトレーニングを続けていたが、オファーがないまま時間が経過。
最終的に5月末、UFCとの契約が更新されないことを知らされたという。
8月20日に公開されたインタビューで、マルコスは決定を聞いた際に驚いたと振り返った。
「なぜこうなったんだ、と思った。
キャリアで負けたのは一度だけだったから、何が起きているのか理解できなかった」
UFCで最後に戦ったジョーンズ戦にも勝利しており、本人にとっても契約終了は予想外だった。
さらに現在も、UFCが契約を更新しなかった具体的な理由については説明を受けていないという。
「今でも誰かに何が起きたのか聞かれても、答えられない。
本当に何が起きたのか分からない」
一方でマルコスは、UFCで戦う機会を得たことには感謝しており、団体側の決定を尊重する姿勢も示している。
UFC離脱報道の翌日にPFLからオファー
状況が大きく動いたのはUFC離脱直後だった。
マルコスのUFC離脱が5月29日に報じられると、その翌日にはPFLがマネジメント側へ接触。
複数試合契約のオファーを提示したという。
ロシアを拠点とするMMA団体からも関心を示されたが、PFLとの交渉が早く進み、新天地を決めた。
マルコスはPFLからすぐに声がかかったことで、目の前にあるチャンスを逃すつもりはなかったと説明している。
UFCとの契約が更新されなかった理由については現在も分からないままだが、すでに意識はPFLでのキャリアへ向いている。
PFL初戦でマゴメド・マゴメドフと対戦
そのマルコスがPFL初戦で対戦するのが、マゴメド・マゴメドフだ。
PFL公式発表ではマゴメドフは22勝5敗、マルコスは18勝1敗。
バンタム級の一戦としてPFL Tampaのプレリミナリーカードに組まれている。
マゴメドフは前戦でレアンドロ・イーゴにスプリット判定勝ちし、セルジオ・ペティスにKO負けした一戦から再起している。
マルコスはPFLでも積極的に前へ出て、自分の強さをすべての局面で示したいとしており、その先にはPFLのベルトも見据える。
UFCでは好成績を残しながら、本人にも理由が分からないまま迎えた契約終了。
約3カ月後、マルコスはPFL Tampaで新たなキャリアをスタートさせる。
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