ツァルキヤンがインドの人気インフルエンサーと異色対決 Hype Fightingでサブミッション戦

2026年8月1日、アルメニア・エレバンのタシール・アリーナで開催されるHype Fightingの大会で、アルマン・ツァルキヤン(Arman Tsarukyan)とアンキット・バイヤンプリア(Ankit Baiyanpuria)が対戦する。
試合はポイント判定を行わないサブミッションオンリー形式で実施される。
UFCライト級のトップ戦線で戦うツァルキヤンと、インドで高い人気を集めるフィットネスインフルエンサーによる異色のグラップリング戦が、大会のメインイベントに組まれた。
インドで約800万人がフォロー
対戦相手のバイヤンプリアは、インド北部ハリヤーナー州出身のフィットネスインフルエンサー。
2026年7月時点で、Instagramでは約800万人、YouTubeでは約472万人のフォロワーを持ち、伝統的なインド式トレーニングや筋力強化、食事、日々の鍛錬を紹介している。
特に、75日間にわたって厳しい運動や食事管理などを継続する「75 Hard Challenge」への挑戦で広く知られるようになった。
2024年には、インド政府が実施した「National Creators Award」で、健康・フィットネス部門の最優秀クリエイターに選ばれた。
2023年にはナレンドラ・モディ首相と清掃活動に参加し、フィットネスや日々の生活習慣について言葉を交わすなど、一般層にも高い知名度を持つ人物だ。
伝統的なレスリングの経験を持つバイヤンプリア
バイヤンプリアは、単に筋力トレーニングを発信するインフルエンサーではなく、地元ハリヤーナー州で伝統的なレスリングに取り組んできた経歴を持つ。
本人のYouTubeチャンネルでもレスリングの練習映像を公開しており、近年は海外でのトレーニングにも取り組んでいる。
ただし、UFCや主要な国際グラップリング大会で実績を重ねてきたツァルキヤンと比べると、トップレベルでの競技経験には大きな差がある。
今回の試合は、バイヤンプリアにとって、UFCや複数の組み技大会で実績を残す相手に挑む機会となる。
UFCから次戦の正式発表がないなか組み技大会に参戦
ツァルキヤンは2025年11月のUFCカタール大会でダン・フッカー(Dan Hooker)に一本勝ちして以降、UFCから次戦は正式発表されていない。
その一方で、レスリング団体RAFをはじめとする組み技大会に継続的に参戦している。
RAFでは7勝1敗を記録し、2026年7月18日の「RAF 11」ではコルビー・コビントン(Colby Covington)と初代クルーザー級クロスオーバー王座を争ったが、5-3で敗れた。
ツァルキヤンは2025年12月にもエレバンで開催されたHype Fightingに出場し、シャラブトディン・マゴメドフ(Sharabutdin Magomedov)とサブミッションオンリー形式で対戦。
一本を奪えず、引き分けとなっている。
実力差のある異色カード
レスリングを土台とするバイヤンプリアにとって、自身の経験を生かせるルールではある。
しかし、ツァルキヤンはUFCでチャールズ・オリベイラやダン・フッカーを破り、レスリングの大会でも複数の実績を残してきた。
技術とトップレベルでの競技経験ではツァルキヤンが大きく上回るとみられる一方、バイヤンプリアはインドで数百万人の支持を集める人気者だ。
Hype Fightingにとっては、ツァルキヤンを支持するアルメニアのファンに加え、バイヤンプリアが多くのフォロワーを持つインドからも注目を集められるカードといえる。
UFCから次戦が正式発表されていないなか、組み技大会への出場を続けるツァルキヤン。
今回はレスリング経験を持つ人気インフルエンサーを相手に、一本決着を狙う。
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