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スタッツから読み解くメディチの爆発力か、ロドリゲスの手数か サウスポー同士がメインで激突【UFCベオグラード】

スタッツから読み解くメディチの爆発力か、ロドリゲスの手数か サウスポー同士がメインで激突【UFCベオグラード】
© UFC

現地時間2026年8月1日、セルビア・ベオグラードで開催される「UFCファイトナイト・ベオグラード」のメインイベントで、ウロシュ・メディチ(Uroš Medić)とダニエル・ロドリゲス(Daniel Rodriguez)がウェルター級で対戦する。

地元セルビア出身のメディチは13勝3敗、UFCでは7勝3敗。
対するロドリゲスは20勝5敗、UFC戦績10勝4敗を残している。

両者はともに身長185センチ、体重170ポンド(約77.1キロ)、サウスポーという共通点を持つ。
一方、リーチではロドリゲスが188センチで、180センチのメディチを約8センチ上回っている。

主要スタッツ比較

項目

ウロシュ・メディチ

ダニエル・ロドリゲス

プロ戦績

13勝3敗

20勝5敗

UFC戦績

7勝3敗

10勝4敗

年齢

33歳

39歳

身長

185センチ

185センチ

リーチ

180センチ

188センチ

スタンス

サウスポー

サウスポー

平均試合時間

4分10秒

11分36秒

平均ノックダウン数

2.88

0.65

有効打命中率

57.4%

49.2%

1分あたりの有効打数

5.11発

7.20発

打撃防御率

55.7%

57.4%

1分あたりの被有効打数

3.55発

5.31発

平均テークダウン数

0.36回

0.18回

テークダウン防御率

55.6%

64.0%

※平均ノックダウン数、平均テークダウン数は15分換算。

メディチは3試合連続で第1ラウンドKO・TKO勝ち

メディチは現在3連勝中。
そのすべてを第1ラウンドのKO・TKOで終わらせており、3試合の合計試合時間はわずか3分25秒となっている。

2025年8月にギルバート・ウルビナを第1ラウンド1分3秒でKOすると、同年11月にはムスリム・サリコフを第1ラウンド1分3秒でTKO。
直近の2026年2月にはジェフ・ニールを第1ラウンド1分19秒でKOした。

プロ13勝の内訳は11KO、2一本で、これまで判定まで戦った経験は一度もない。
10試合を第1ラウンドで終わらせており、開始直後から試合を決める爆発力が最大の特徴だ。

公式スタッツでは、15分換算の平均ノックダウン数が2.88。
1分あたりの有効打数は5.11発で、命中率は57.4%を記録している。

キャリア通算で当てた有効打213発のうち、67.6%が頭部への攻撃。
距離別では遠距離が64.8%、クリンチが13.1%、グラウンドが22.1%となっており、離れた位置からの打撃だけでなく、接近戦や倒した後の攻撃でもダメージを与えている。

ロドリゲスは豊富な手数と経験が武器

39歳のロドリゲスも3連勝中だ。

2024年10月にアレックス・モロノへ判定勝ちすると、2025年5月にはサンチアゴ・ポンジニッビオを第3ラウンド1分12秒でKO。
続く同年7月にはケビン・ホランドを判定で下した。

メディチとは対照的に、ロドリゲスは長いラウンドを戦いながら手数を積み重ねるタイプだ。
平均試合時間は11分36秒で、1分あたりの有効打数は7.20発。
UFCでは通算1170発の有効打を当てている。

有効打の94.9%が離れた位置から放たれており、頭部への攻撃が64.0%、ボディーが19.9%、脚部が16.1%。
約8センチ長いリーチを生かしながら、複数の攻撃先へ打ち分けることができる。

一方、1分あたりの被有効打数は5.31発で、メディチの3.55発より多い。
序盤から激しい打ち合いになった場合は、メディチの強打を受ける危険もある。

勝負のポイント

最大の焦点は、ロドリゲスがメディチの序盤の猛攻をしのげるかどうかだ。

メディチは平均ノックダウン数と打撃命中率でロドリゲスを上回り、被有効打数も少ない。
開始直後から距離を詰め、左の強打や連打でロドリゲスをケージ際へ追い込めれば、再び第1ラウンドで決着させる可能性がある。

対するロドリゲスは、約8センチ長いリーチと1分あたり7.20発の手数を生かしたい。
遠い距離からジャブや左ストレートを当て、メディチの踏み込みに攻撃を合わせる展開を作れるかが重要になる。

組み技のスタッツは両者とも高くない。
15分換算の平均テークダウン数はメディチが0.36回、ロドリゲスが0.18回で、基本的にはサウスポー同士の打撃戦が中心になると考えられる。

短時間で試合を終わらせてきたメディチと、豊富な手数と長期戦の経験を持つロドリゲス。
序盤はメディチの爆発力、試合が長引けばロドリゲスの経験とペース配分が大きな意味を持つ対戦となる。

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