シャラ・マゴメドフのRAF初戦、相手がネイマン・グレイシーに変更 9月5日のモスクワ大会で対戦

現地時間2026年9月5日、ロシア・モスクワで開催される「RAF Moscow」に、UFCミドル級のシャラ・マゴメドフが出場する。
RAFは8月24日、マゴメドフがクルーザー級(190lbs/86.2kg)でネイマン・グレイシーと対戦すると発表した。
両者にとってRAFデビュー戦となる。
マゴメドフは当初、元Bellator世界ミドル級王者で、2016年のM-1 Globalミドル級グランプリを制したアレクサンダー・シュレメンコと対戦する予定だったが、今回の発表でグレイシーへ変更された。
現時点で変更理由は明らかにされていない。
マゴメドフが地元ロシアでRAFデビュー
マゴメドフは8月上旬にRAFとの契約が発表され、今回のモスクワ大会で初めて同団体のマットに上がる。
UFCでは打撃を武器とするミドル級として活躍。
6月に行われたUFCバクーではミシェル・ペレイラを29-28、29-28、29-28の判定3-0で下し、連勝を伸ばした。
MMA以外の競技にも取り組んでおり、Hype FCではアルマン・ツァルキャン、エジソン・バルボーザとのグラップリングマッチを経験。
いずれも公式結果は引き分けとなっている。
RAFでは打撃や関節技を使えないため、マゴメドフがテイクダウンや場外、相手の背中をマットへ向けるエクスポージャーの攻防にどこまで対応できるかが焦点となる。
グレイシー一族の寝技師が新たな対戦相手に
対するグレイシーは、ブラジリアン柔術を代表するグレイシー一族の一人。
MMAではBellatorを主戦場とし、2019年にはローリー・マクドナルド(Rory MacDonald)が保持していたBellator世界ウェルター級王座へ挑戦した。
2024年にはPFLへ参戦し、ドン・マッジ(Don Madge)に判定勝ち。
同年8月には、欠場したマッジに代わってウェルター級プレーオフ準決勝へ出場したが、マゴメド・ウマラトフに判定で敗れた。
それ以降はMMAの試合から離れている。
グラップリングでは2023年のADXC 1で元UFC世界ライト級王者ベンソン・ヘンダーソン(Benson Henderson)と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。
寝技の完成度では明確な実績を持つが、関節技が認められないRAFルールでは、その技術をテイクダウンやポジション争いへ変換する必要がある。
異なるグラップリング経験を持つ両者が激突
打撃を最大の武器とするマゴメドフと、ブラジリアン柔術を専門とするグレイシー。
ともに純粋なフリースタイルレスリングを主戦場としてきた選手ではなく、異なる競技の技術をRAFルールへ適応させる一戦となる。
マゴメドフが体格とフィジカルを生かして前へ出るのか。
それともグレイシーが組みの技術とポジション感覚で主導権を握るのか。
対戦相手の変更によって、マゴメドフのRAF初戦は当初のシュレメンコ戦とは異なる構図を持つカードになった。
さらにRAF Moscowでは、ハムザト・チマエフとタイロン・ウッドリーの一戦がメインイベントとして組まれている。
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