小野正之助がベン・ダビノを4-0完封 場外際を制してRAFデビュー戦勝利【RAF 12】

現地時間2026年8月22日、米国オハイオ州クリーブランドのRocket Arenaで「RAF 12:Dvalishvili vs. Cejudo 2」が開催された。
大会第1試合のバンタム級(135lbs/61.2kg)では、2024年レスリング世界選手権男子フリースタイル61kg級王者の小野正之助と、NCAA選手権133lbs級準優勝のベン・ダビノが対戦。
RAF初出場となった小野がダビノに一度もポイントを許さず、4-0で勝利した。
小野が中央を支配、3度の場外ポイントを獲得
第1ピリオドは両者が激しいハンドファイトを繰り広げる展開となった。
小野はマット中央のポジションを維持しながらダビノを場外へ押し出し、1-0と先行する。
第2ピリオドでも小野がプレッシャーを緩めず、場外ポイントとダビノに課されたショットクロックによる1ポイントを加えて3-0。
明確なテイクダウンこそ生まれなかったが、組み手とポジショニングでダビノを後退させ、着実にリードを広げた。
最終第3ピリオドにも小野がダビノを場外へ押し出し、スコアは4-0となった。
追うダビノは終盤にローシングルを仕掛けたが、小野は2度のアタックをいずれも防御。
そのまま無失点で試合終了を迎えた。

世界王者がNCAA準優勝者をテイクダウンなしで封じる
小野は2024年にU20世界選手権とシニア世界選手権の61kg級を制覇。
2025年2月にはパリ五輪銀メダリストのスペンサー・リーにも3-2で勝利し、その後ペンシルベニア州立大学へ加入した。
一方のダビノはオハイオ州立大学に所属し、2026年のNCAA選手権133lbs級で準優勝。
スクランブル能力に優れる米国カレッジレスリングのトップ選手だが、この試合では小野の組み手と場外際のコントロールを崩せなかった。
豪快なテイクダウンではなく、相手を動かしてポイントにつなげる試合運びで完封した小野。
世界王者としての技術と状況判断を見せ、RAF初戦を白星で飾った。
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