バローズがGSPにRAF参戦を呼びかけ マハチェフ、ツァルキヤンも対戦候補に

RAFで白星発進したジョーダン・バローズが、今後戦いたい相手としてジョルジュ・サンピエール、イスラム・マハチェフらの名前を挙げた。
バローズは現地時間2026年8月22日、米国オハイオ州クリーブランドで開催された「RAF 12」でショーン・ブレイディと対戦。
第1ピリオドは場外で1点を先取すると、得意のダブルレッグから5点を追加。
さらに場外で1点を重ね、7-0で終えた。
第2ピリオド開始16秒にもダブルレッグで4点を奪い、11-0のテクニカルフォール勝ちを収めた。
2年ぶりの実戦となったRAFデビュー戦で、ロンドン五輪金メダリスト、世界選手権6度優勝の実力を改めて示した。
マハチェフ、ツァルキヤン、コビントンを候補に
試合後に出演したインタビューで、バローズは今後RAFで戦いたい相手を質問され、UFC世界ウェルター級王者マハチェフ、アルマン・ツァルキヤン、コルビー・コビントンを候補として挙げた。
マハチェフについては、バローズがRAFと契約した時点から対戦を希望していた相手だ。
MMAではテイクダウンからのコントロールとサブミッションを武器としているが、打撃や関節技のないフリースタイルレスリングでは、五輪と世界選手権を制したバローズを相手に、マハチェフがどこまでレスリング技術を発揮できるかが焦点となる。
ツァルキヤンはRAFで継続的に試合を行い、UFC勢の中でもRAFルールへの適応を示してきた。
コビントンもRAF 11でツァルキヤンを5-3で破り、クルーザー級クロスオーバー王座を獲得している。
マハチェフだけでなく、すでにRAFで実績を残しているツァルキヤンとコビントンも対戦希望リストに加えた。
GSPへ「ラスベガスで実現させよう」
インタビュー中にサンピエールの名前を提示されると、バローズは対戦への強い関心を表明。
サンピエールの功績を尊重したうえで、屈辱を与えたいのではなく、同じ舞台を共有したいと説明した。
さらにサンピエールを「対戦希望リストの1位」「最上位」と位置づけ、具体的な大会まで指定して直接呼びかけた。
「ジョルジュ、もし見ているなら実現させよう。
ラスベガス、10月3日だ」
10月3日には、米国ネバダ州ラスベガスのFontainebleau Las Vegasで「RAF 14」が開催される。
バローズは同大会での対戦が難しい場合、サンピエールの母国カナダにあるモントリオールやトロントで戦うことにも前向きな姿勢を示した。
サンピエールは2017年のUFC 217でマイケル・ビスピンを下して以来、公式戦には出場していない。
2019年にMMAからの引退を正式に発表している。
現時点でバローズの呼びかけに対するサンピエールの返答はなく、対戦決定や具体的な交渉入りも発表されていない。
9月5日にはモスクワで世界王者と対戦
バローズはRAFと3試合契約を結んでおり、次戦は9月5日の「RAF Moscow」でマゴメド・クルバナリエフ(Magomed Kurbanaliev)と対戦する。
クルバナリエフは世界選手権を制した実績を持つロシアのフリースタイルレスラー。
MMA選手のブレイディを圧倒したRAF初戦とは異なり、世界選手権王者同士による一戦となる。
まずはモスクワで強豪との一戦が待つが、その先にはマハチェフやツァルキヤン、コビントン、そしてサンピエールとのクロスオーバーマッチを見据えているようだ。
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