ストリックランドがUFCの報酬制度を「搾取的」と批判 「一部選手は1万ドル+勝利給1万ドル」

ショーン・ストリックランド(Sean Strickland)が、UFCの選手報酬とマッチメークの運用を「搾取的」だと批判した。
ストリックランドは、現地時間2026年7月27日に公開された「Shawn Ryan Show」に出演。
一部の選手が出場給1万ドル、勝利給1万ドルの契約を結んでいると主張し、敗れた場合は十分な収入が残らないと訴えた。
敗れれば「手元に7000~8000ドル」と試算
ストリックランドによると、一部のUFC選手は、試合に出場すると1万ドル、勝利するとさらに1万ドルを受け取る、いわゆる「1万ドル+1万ドル」の契約を結んでいるという。
ストリックランドの試算では、敗れた場合は出場給の1万ドルしか受け取れず、そこからマネジャーへの報酬や税金などを差し引くと、手元に残るのは7000~8000ドル程度になるという。
さらに、試合で負傷すれば次の出場まで期間が空く可能性もあるとして、「十分な報酬を得ているのは上位の選手だけ」と主張。
現在のUFCの報酬体系を「搾取的」だと批判した。
急な代役出場では報酬増額も
一方、ストリックランドは、短期間での代役出場を受け入れた選手には追加報酬が支払われる場合があると説明した。
UFCから試合の5日前などに出場を打診された場合、3万ドルから5万ドル程度の報酬が追加されることがあると主張。
短期出場の依頼は、通常よりも報酬を増やしてもらえる機会になると話した。
ただし、急な試合を断った場合や、試合内容が消極的だと判断された場合には、長期間にわたって次の試合を組まれないことがあるとも訴えている。
マッチメーカーのショーン・シェルビーも批判
ストリックランドは、UFCのマッチメーカーを務めるショーン・シェルビー(Sean Shelby)の対応についても言及した。
自身がウェルター級で戦っていた当時、シェルビーが担当マッチメーカーだったと説明。
シェルビーが試合の約2週間前に選手へ出場を打診し、それを断った場合には、長期間試合を組まれなくなることがあると主張した。
また、内容に乏しい試合をした選手が約8カ月間出場できなくなる場合もあるとして、選手にとって厳しい環境だと批判した。
ただし、これらはストリックランド本人が語った経験や認識であり、すべての選手に共通するUFCの統一的な運用と確認されたものではない。
今回報じられた範囲では、UFCやシェルビー側の見解は掲載されていない。
「UFCに行くな」と話す一方で感謝も
ストリックランドは、UFC入りを考える選手には「行くなと伝える」と発言した。
一方で、UFCを批判しながらも、同団体から他では得られなかった機会を与えられたことは認めている。
自身は十分な報酬を受け取れる立場になったものの、多くの選手は経済的に厳しい状況に置かれているとして、UFCの報酬と選手への対応に改善を求めた。
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