朝倉海がUFC上海でKO宣言「新しいコンビネーションを見せる」年内再出場も希望

朝倉海が、現地時間2026年8月29日に中国・上海の浦東発展銀行上海オリエンタルスポーツセンターで開催される「UFCファイトナイト・上海:ヌルマゴメドフ vs ソン」を前に、アオリ・チロン戦でのKO勝利を宣言した。
メインカードのバンタム級戦に臨む朝倉は、現地で行われたメディアデーで現在の仕上がりに手応えを示し、新たに磨いてきた打撃を披露すると予告している。
「土曜日は彼をKOして、新しいコンビネーションを見せます」
バンタム級復帰でUFC初勝利
朝倉はUFC参戦後、フライ級でアレシャンドレ・パントージャ、ティム・エリオットに一本負け。
2連敗を喫したが、2026年5月のUFCマカオから、本来主戦場としていたバンタム級へ戻した。
キャメロン・スモザーマン(Cameron Smotherman)戦では、右カーフキックを効かせると、右のパンチで相手をぐらつかせ、最後は左フックでダウンを奪った。
第1ラウンド1分50秒にKO勝利し、バンタム級復帰初戦でUFC初白星を挙げた。
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトも獲得している。
朝倉はフライ級時代との違いについて、「すべてにおいてバンタム級の方が調子が良かった」と説明。
「改めて自分のベストの階級だと感じた」と、135lbs(61.2kg)への適応に自信を示している。
アオリ・チロンの飛び込みを警戒
対戦相手のアオリ・チロンは、中国・内モンゴル自治区出身のストライカー。
散打をバックボーンに持ち、遠い間合いから踏み込む右のパンチや、接近戦での右アッパー、左ボディなどを使う。
朝倉も「基本的には打撃の選手。
遠い距離から飛び込んでくる一撃があるので、そこを警戒したい」と分析。
地元中国の選手を相手にしたアウェー戦となるが、打撃戦を歓迎している。
「面白い試合になりますよ、絶対。
殴り合いになるんじゃないかな。
立ち技でも今まで見せていない技や、成長しているところを見せられると思うので期待してほしい」
アオリ・チロンも朝倉と同様、UFC参戦当初はフライ級で戦った後にバンタム級へ転向した。
UFCでの試合経験は朝倉を上回っており、朝倉にとってはバンタム級での現在地を測る一戦となる。
年内にもう1試合、UFC日本大会実現も目標
朝倉は2026年の目標として「3試合して3勝」を掲げており、上海大会に勝利した後、年内にもう一度オクタゴンへ上がりたいとの意向も明かした。
バンタム級ではフライ級時代よりも減量の負担が軽く、今回は前戦から約3カ月での再出場となる。
上海でUFC2連勝を飾り、年内3試合目へつなげる考えだ。
さらに、UFC王座の獲得と日本大会の実現を現在の目標に挙げ、日本で大会が開催された場合には出場したいとの希望も口にしている。
UFCは2017年9月を最後に日本大会を開催していない。
朝倉が上海で2試合連続のKO勝利を収め、さらに年内3連勝まで実現できれば、バンタム級で存在感を高めるだけでなく、自身が目標に掲げるUFC日本大会の実現へ向けても大きなアピールとなる。
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