アレックス・アポダカがミアに判定3-0 DWCS史上最大の番狂わせでUFC契約獲得【DWCS Week 3】

現地時間2026年8月25日、米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXで「Dana White's Contender Series シーズン10 Week 3」が開催された。
メインイベントの女子バンタム級では、ベラ・ミアとアレックス・アポダカが対戦。
アポダカが29-28、29-28、29-28の判定3-0で勝利した。
圧倒的な本命とみられていたミアにプロ初黒星を与え、大会終了後にはUFCとの契約を獲得している。
WINNER アレックス・アポダカ vs ベラ・ミア
結果:判定3-0(29-28、29-28、29-28)
第1ラウンド ミアが打撃からバック奪取
第1ラウンド、ミアは序盤から力強いパンチを振るい、右フックを当てながら距離を詰める。
得意の組みへつなげるために投げも狙ったが、アポダカはバランスを崩さずに防いだ。
アポダカはジャブと前蹴りを使い、ミアを自分の距離へ入れさせない。
ミアは前蹴りを受けながらも、蹴り足をつかんでテイクダウンに成功。
すぐに背後へ回ってバックポジションを奪い、サブミッションを狙った。
しかし、アポダカは慌てずに体勢を入れ替え、最後は上のポジションを取ってラウンド終了。
ミアが打撃と組みで前に出た一方、アポダカもテイクダウンされた後に不利な体勢から脱出した。

第2ラウンド アポダカがテイクダウンを防いで反撃
第2ラウンド、ミアは早い段階でテイクダウンを仕掛けたが、アポダカがこれを阻止。
直後にワンツーを当て、ジャブと前蹴りでミアを後退させる。
ミアも右フックを返してアポダカの前進を止める場面を作ったが、ラウンドが進むにつれて運動量が低下。
アポダカは一定のペースを保ち、長いリーチを生かしたパンチとボディへの蹴りを当て続けた。
ミアが組みへ移行できない時間が長くなると、試合はアポダカの得意とするスタンドの展開へ。
アポダカはミアをケージ際まで押し込み、連続攻撃で鼻から出血させて流れを引き寄せた。

第3ラウンド 終盤にバックを奪われるも逃げ切る
勝負の第3ラウンド、ミアは開始直後からクリンチを狙ったが、アポダカは組ませずに離れる。
ミアが蹴り足をつかんでシングルレッグへ移行した場面でも、アポダカは片足でバランスを保ち、テイクダウンを許さなかった。
アポダカはジャブと前蹴りを継続し、消耗したミアをスタンドで押し込む。
ミアは残り約2分で組みつくと、背後へ回ってバックポジションを奪い、逆転の一本を狙った。
アポダカは首を守りながら耐え、ミアにリアネイキッドチョークを完成させない。
ミアは試合終了まで背後から攻めたものの、決定的なサブミッションや大きなダメージにはつなげられず、勝敗はジャッジに委ねられた。

3人のジャッジは全員が29-28でアポダカを支持。
判定3-0で、アポダカがDWCS史上に残る番狂わせを起こした。
圧倒的不利の予想覆し、ミアにプロ初黒星
ミアは元UFCヘビー級王者フランク・ミアの娘で、大学レスリングの全米王者、UFC史上初のNIL契約選手として大きな注目を集めてきた。
プロMMAでは4戦全勝で、うち3試合を一本で終わらせてDWCSのメインイベントへ進出した。
試合前のオッズはブックメーカーによって差があったものの、ミアが-4000に達し、アポダカに+1500前後がつく例もあった。
ミアはDWCS史上最大の本命、アポダカは同シリーズ史上最大級のアンダードッグとみられていた。
しかし、アポダカはミアの投げとテイクダウンを何度も防ぎ、グラウンドへ持ち込まれてもポジションを回復。
試合が進むにつれてジャブと前蹴りの精度を高め、ミアの組みを機能させないまま後半2ラウンドの主導権を握った。
これまでのプロ3勝をすべて判定で挙げていたアポダカにとって、今回も15分間を戦い抜いて手にした勝利となった。
知名度、実績、事前評価で大きく上回るミアを破り、4連勝とUFC契約を同時に獲得。
DWCS史上最大の番狂わせと呼ばれる勝利で、女子バンタム級のロースターに加わることになった。
最新情報をXでチェック
フォローする


