フランク・ミアの娘ベラ・ミアがUFC契約へ挑戦 五輪・UFCなど4つの舞台で頂点を目指す

元UFCヘビー級王者フランク・ミアの娘、ベラ・ミア(Bella Mir)がUFCとの契約獲得を懸けて「Dana White's Contender Series(DWCS)」に出場する。
現地時間2026年8月25日に米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXで開催されるDWCSシーズン10・第3週で、ミアはアレックス・アポダカ(Alex Apodaca)と女子バンタム級で対戦する予定。
ミアはプロMMA4戦4勝、アポダカは3勝1敗で、この一戦が同大会のメインイベントとして組まれている。
プロMMA4戦4勝、3試合連続で1R一本勝ち
元UFCヘビー級王者フランク・ミアを父に持つ23歳のミアは、若くからレスリング、ブラジリアン柔術、MMAに取り組んできた。
プロMMAではデビュー戦を判定で勝利すると、その後は3試合連続で第1ラウンド一本勝ち。
現在まで4戦4勝の無敗を維持している。
直近のMMA出場は2025年7月のFury Challenger Series 14で、ステファニー・カルデロンを第1ラウンド3分58秒、ハンマーロックで一本。
約13カ月ぶりとなる今回の試合で、UFC契約獲得を目指す。
2026年にNCAAレスリング王者
ミアの実績はMMAだけではない。
2026年3月には、ノースセントラル大学の選手として初開催となったNCAA National Collegiate Women’s Wrestling Championshipsに出場。
145ポンド級決勝でアイオワ大学のリース・ララメンディをフォールで破り、NCAA王者に輝いた。
この勝利は、NCAA女子レスリング選手権の決勝で記録された史上初のフォール勝ちでもあった。
ミアは以前、ディビジョンIのアイオワ大学でレスリングに取り組んでいたが、その後ディビジョンIIIのノースセントラル大学へ移籍している。
2026年のNCAA女子レスリング選手権はディビジョンをまたいだ「National Collegiate」の大会として開催され、ミアは145ポンド級の初代王者となった。
五輪、UFC、Zuffa Boxing、UFC BJJで頂点を目指す
さらにミアが描いている将来像は、UFC王者だけにとどまらない。
ダナ・ホワイトによると、ミアはレスリングでのオリンピック出場に加え、UFC、Zuffa Boxing、UFC BJJという4つの舞台で頂点に立つことを目標に掲げているという。
ホワイトは数年前からミアのキャリアに関わっており、高校卒業後すぐにプロ格闘技へ専念するのではなく、大学へ進学することも勧めてきたと説明。
レスリングを中心に活動しながら、休暇中には柔術大会にも出場して結果を残してきたミアの競技能力を高く評価している。
ミアとUFCの関係は今回のDWCSから始まったものではない。
2023年、アイオワ大学在学中にUFC史上初のNILアンバサダーに就任しており、当時から将来を期待される存在だった。
DWCS勝利でもUFC契約は確定ではない
8月25日に対戦するアポダカはプロ3勝1敗。
現在3連勝中で、直近ではFury FCでデボン・マクドナルドに判定勝利している。
ただし、DWCSで勝利すれば自動的にUFC契約が決まるわけではない。
ミアは23歳でプロMMA4戦と経験が少なく、今回の試合内容を含めてUFCがどのような判断を下すかが注目される。
元UFCヘビー級王者の娘という大きな看板を背負いながら、レスリングではすでにNCAAの頂点に立ったミア。
次に目指すのは、父も王者となったUFCへの扉を自らの力で開くことになる。
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