アスピナルのUFC離脱説をデイナ・ホワイトが否定「彼はどこにも行かない」

UFCヘビー級王者トム・アスピナルを巡って浮上したUFC離脱説について、UFC CEOのデイナ・ホワイトが否定した。
現地時間2026年8月28日、ホワイトは「Spinnin Backfist」のインタビューに出演。
アスピナルについて「彼はどこにも行かない。
我々とトム・アスピナルは問題ない」と話し、UFCとの関係に問題はないとの認識を示した。
打撃コーチの発言から離脱説が浮上
騒動のきっかけとなったのは、アスピナルの打撃コーチを務めるスティーピ・ダービシュ(Stipe Drvis)の発言だった。
ダービシュはInstagramライブで、アスピナルがUFCに残ることを望んでいないとの趣旨の発言を行い、現役ヘビー級王者がUFCを離れる可能性があるとしてSNS上で一気に憶測が広がった。
しかし、アスピナル本人は声明を発表し、離脱説を明確に否定した。
「UFCを離れるつもりはありません。
インタビューでもそのようなことを言ったことはありません」
さらに、UFCとは日々話し合っていると説明し、プロモーションとの連絡が途絶えているわけではないことも強調した。
ホワイト「健康になり、準備ができれば戦う」
2日後、ホワイトもアスピナル側との関係悪化説を否定した。
ダービシュの発言については把握していなかったとしたうえで、「明らかに事実ではない」と説明。
アスピナルの復帰についても「健康になり、試合の準備ができれば戦う」と述べた。
アスピナルは2025年10月の「UFC 321」でシリル・ガヌを相手にUFCヘビー級王座の防衛戦に臨んだが、1Rにアイポークを受けて試合続行不可能となり、ノーコンテストに終わった。
その後は両目の負傷の治療に時間を要し、複数回の手術を経て復帰を目指している。
エディ・ハーンとの契約も問題視せず
アスピナルを巡っては、ボクシングプロモーターとして知られるエディ・ハーン(Eddie Hearn)が率いるMatchroomのマネジメント部門と契約したことも、UFCとの関係悪化を巡る憶測につながっていた。
ホワイトとハーンはボクシングビジネスを巡ってたびたび意見をぶつけてきたが、ホワイトは今回、ハーンがアスピナル側に関わっていることが試合交渉の障害になる可能性についても否定した。
少なくともUFC側は、アスピナルとの契約関係や今後の復帰について問題はないとの立場を明確にしている。
復帰すればガヌとの王座統一戦が焦点
アスピナルの離脱説については、本人とホワイトの双方が明確に否定している。
今後の焦点は、アスピナルがいつオクタゴンへ復帰できるかだ。
現在ヘビー級では、ガヌが2026年6月の「UFC Freedom 250」でアレックス・ペレイラを2R TKOで破り、暫定ヘビー級王座を獲得している。
アスピナルが復帰した場合、ノーコンテストに終わったUFC 321の再戦となるガヌとの王座統一戦が、最有力カードとみられる。
具体的な復帰時期や次戦はまだ正式発表されていないものの、少なくとも「アスピナルがUFCを離れる」という見方については、本人とホワイトがそろって明確に否定した。
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