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元K-1王者リュウ・ツァーがUFCデビュー 5勝すべてKOのホドリゲスJr.が迎え撃つ【UFCファイトナイト上海】

元K-1王者リュウ・ツァーがUFCデビュー 5勝すべてKOのホドリゲスJr.が迎え撃つ【UFCファイトナイト上海】
© UFC

現地時間2026年8月29日、中国・上海の浦東発展銀行上海オリエンタルスポーツセンターで「UFCファイトナイト:ヌルマゴメドフ vs ソン」が開催される。

メインカードのライトヘビー級では、リュウ・ツァーレヴィ・ホドリゲスJr.が対戦する。

リュウは元K-1 WORLD GPクルーザー級王者で、今回がUFCデビュー戦。
対するホドリゲスJr.はプロ5勝をすべてKO/TKOで挙げているブラジルのストライカーで、7月のUFCデビュー戦でキャリア初黒星を喫してからの再起戦となる。

両者のプロMMAでの白星は、合わせて8勝すべてがKO/TKO。
ライトヘビー級らしい一撃必倒の攻防が期待されるカードだ。

K-1で世界王者 リュウ・ツァーがUFCへ

29歳のリュウは、中国・遼寧省出身のストライカー。
MMAでは3勝1敗で、3勝はいずれもKO/TKOによるフィニッシュとなっている。
UFC公式によれば、プロキックボクシングでは18勝3敗、14KOを記録している。

日本の格闘技ファンにはK-1での活躍で知られる存在だ。

2023年9月の「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」では、ヴァレンティン・ボルディアヌ、アリエル・マチャド、クラウディオ・イストラテを破って優勝。
3試合すべてをKOで勝ち抜き、大型選手を相手にしながら頂点に立ったことで一気に存在感を高めた。

さらに2024年3月にはシナ・カリミアンを3R KOで破り、第4代K-1 WORLD GPクルーザー級王座を獲得。
同年9月にはマハムード・サッタリを判定2-0で下し、初防衛にも成功した。
K-1公式では195cmの長身を持つオーソドックスのストライカーとして紹介されている。

MMAには2023年から本格参戦。
初戦を1R KOで飾ると、続く試合も2R TKOで勝利した。
2024年10月にはイワン・グニズディツキーにグラウンド&パウンドで2R TKO負けを喫し、プロMMA初黒星となった。

しかし2026年5月23日のWLF MMA 94では、イゴール・バラバノフをローキックとパンチで追い込み、1R終盤にTKO勝利。
約1年7カ月ぶりのMMA復帰戦を白星で飾り、戦績を3勝1敗とした。

そして迎えるのがUFCデビュー戦だ。
当初はジュニア・タファとの対戦が予定されていたが、その後カードが変更され、ホドリゲスJr.が新たな対戦相手となった。

K-1のトップ戦線で培ってきた打撃を、MMA最高峰のオクタゴンでも発揮できるかが最大の注目点となる。

プロ5勝すべてKO ホドリゲスJr.は初勝利を狙う

対するホドリゲスJr.も29歳のストライカーだ。

ブラジル・サンパウロ州出身で、身長183cm、リーチ76.5インチ(約194cm)。
ムエタイの黒帯、ブラジリアン柔術の青帯を持ち、プロMMAで挙げた5勝はすべてKO/TKOとなっている。
アマチュア時代も7戦全勝で、その7勝もすべてKOという強烈なフィニッシュ率を残してきた。

2025年10月には「Dana White's Contender Series シーズン9 Week 10」に出場し、フレディ・ビダルを1R3分20秒TKO。
当日の結果を受けてUFCとの契約を獲得した。

その後、禁止物質ナンドロロンの代謝物が検出されたため、ネバダ州アスレチック・コミッションは試合結果をノーコンテストに変更し、ホドリゲスJr.に9カ月の出場停止処分を科している。

UFCデビューは2026年7月18日のフェリペ・フランコ戦。
序盤から持ち味の強打を見せたものの、2Rにフランコの攻撃を受け、1分40秒TKO負けを喫した。
これがプロキャリア初黒星となった。

そこからちょうど6週間で迎えるのが今回の上海大会となる。

UFCではまだ白星を挙げていないものの、一発の破壊力という点ではリュウにも引けを取らない。
プロ5勝だけでなくアマチュア7勝もすべてKOという経歴からも、試合を判定まで持ち込むより、自ら仕留めにいくタイプであることは明確だ。

K-1王者の技術か、ホドリゲスJr.の爆発力か

打撃戦になれば、リュウにとってはK-1で積み上げてきた経験が大きな武器になる。

195cmの長身から繰り出すパンチと蹴りに加え、前戦のバラバノフ戦ではローキックからダメージを蓄積してTKOにつなげた。
単発の一撃だけでなく、距離を保ちながら相手を削ることができる点も強みだ。

一方、MMAそのものの経験ではホドリゲスJr.が上回り、すでに一度UFCのオクタゴンも経験している。
リュウにとっては小さなグローブでの距離、テイクダウンへの対応、ケージ際の攻防など、K-1とは異なる要素にどう適応するかが重要になる。

リュウがK-1王者として培った技術と距離感をそのままオクタゴンへ持ち込むのか。
それともホドリゲスJr.がUFCデビュー戦の敗北から立て直し、自慢の強打で中国の実力者を沈めるのか。

MMAで挙げた白星は両者ともすべてKO/TKO。
決着の瞬間まで目を離せない、メインカード屈指の打撃戦となりそうだ。

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