ロンダ・ラウジーがビショップの練習に参加 カムーシュとのPFL王座再戦へ

元UFC女子バンタム級王者でUFC殿堂入りを果たしているロンダ・ラウジーが、ジェナ・ビショップのトレーニングに参加していることが明らかになった。
ビショップは現地時間2026年10月16日、米国イリノイ州シカゴのWintrust Arenaで開催される「PFL Chicago」で、リズ・カムーシュと初代PFL女子フライ級世界王座を争う。
PFLはビショップとラウジーが一緒にトレーニングする様子を公開。
ビショップにとっては、これから再戦するカムーシュを過去に破っている女子MMA界のレジェンドと、トレーニングを共にする形となった。
ラウジーとカムーシュはUFC史上初の女子戦で対戦
今回の組み合わせが注目される大きな理由が、ラウジーとカムーシュの因縁だ。
両者は2013年2月23日の「UFC 157」で対戦。
この試合はUFC史上初めて行われた女子の試合であり、女子バンタム級タイトルマッチとして大会のメインイベントを務めた。
試合ではカムーシュがラウジーのバックを奪い、リアネイキッドチョークを狙う場面を作ったものの、ラウジーが脱出。
その後は得意のグラウンドへ持ち込み、1R4分49秒に腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めた。
それから13年以上が経過し、今度はカムーシュの対戦相手であるビショップとラウジーがトレーニングを共にすることになった。
ビショップは2025年決勝でカムーシュに敗戦
ビショップにとっても、今回の一戦は雪辱を懸けた再戦となる。
両者は2025年のPFL女子フライ級ワールドトーナメント決勝で対戦し、カムーシュが3R2分56秒TKOでビショップを下して優勝した。
敗れたビショップはその後、ボレナ・ツェルツヴァゼ、アリアネ・リプスキ・ダ・シウバをいずれも1R一本で破り、再びカムーシュとの対戦にたどり着いた。
PFLはビショップについて、BJJ黒帯に加えIBJJFノーギ世界選手権優勝、ADCC世界選手権出場経験を持つトップグラップラーとして紹介している。
カムーシュは初代王者の座を狙う
一方のカムーシュは女子MMA黎明期からトップ戦線を戦い続けてきたベテランだ。
UFC 157でラウジーと歴史的な一戦を戦った後もキャリアを重ね、Bellatorでは女子フライ級王座を獲得。
2025年にはPFL女子フライ級ワールドトーナメントも制した。
2026年6月の前戦ではヴィヴィアニ・アラウジョを2R2分07秒、ギロチンチョークで下しており、ビショップとの再戦でも初代PFL女子フライ級世界王座獲得を狙う。
13年前にカムーシュを破ったラウジーの経験は生きるか
PFLが公開した内容では、ラウジーがビショップの試合準備にどこまで関与しているかは明らかになっておらず、正式なコーチ就任やセコンド入りについても示されていない。
それでも、カムーシュと実際にオクタゴンで戦い、そのグラップリングを経験しているラウジーとのトレーニングは興味深い。
2013年にはラウジー対カムーシュとして女子MMAの歴史を作った2人。
そのカムーシュが13年以上を経てPFLの初代王座を狙う中、かつての対戦相手ラウジーが今度はビショップ側のトレーニングに姿を見せた。
10月16日のシカゴで行われるカムーシュ対ビショップの再戦に、興味深い背景が加わった。
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