マゴメド・アンカラエフがパウロ・コスタを挑発「俺との試合を3度断った」ライトヘビー級上位対決を要求

元UFCライトヘビー級王者で、現在同級1位のマゴメド・アンカラエフが、同6位のパウロ・コスタとの対戦を改めて要求している。
アンカラエフは自身のXを更新し、チームからコスタが自身との対戦を断ったと聞いたことを明かした。
「今日、チームからパウロ・コスタが俺との試合をまた断ったと聞いた。
これで3度目だ。
俺が俺と戦う立場でも断るだろうけどな」
と投稿し、コスタを挑発した。
さらにアンカラエフは続く投稿で、コスタを狙っている理由について説明。
「パウロ・コスタと戦いたいのは、彼が簡単な相手だからじゃない。
彼は素晴らしい選手だし、彼のスキルを相手に自分のスキルを試したい。
個人的な問題ではない」
と、コスタへの評価も口にしている。
「3度断った」はアンカラエフ側の主張 コスタは過去に1度辞退を認める
ただし、アンカラエフが主張する「3度」という回数について、現時点でコスタ側やUFCから確認されたわけではない。
一方で、コスタ本人がアンカラエフ戦のオファーを一度断ったことは明らかになっている。
7月25日の「UFCファイトナイト・アブダビ」では、当初アンカラエフとカリル・ラウントリーJr.がメインイベントで対戦する予定だったが、ラウントリーが負傷欠場。
UFCは代役候補としてコスタにもアンカラエフ戦を打診したが、コスタはオファーを受けなかったことを自身で認めている。
コスタは当時、試合まで14日を切っていたことに加え、アブダビまでの長距離移動、5ラウンド戦、報酬が通常と変わらないこと、暫定王座戦でもないことなどを理由に、「今受けるのは意味がない」と説明していた。
最終的にはボグダン・グスコフが代役としてアンカラエフと対戦した。
アンカラエフはグスコフを5R TKO 王座返り咲きを狙う
アンカラエフは2025年3月の「UFC 313」でアレックス・ペレイラを判定で破り、UFCライトヘビー級王座を獲得。
しかし同年10月の「UFC 320」で行われた再戦では、ペレイラに1R1分20秒TKO負けを喫して王座を失った。
再起戦となった2026年7月のUFCアブダビではグスコフと対戦。
急きょ変更された相手を5R2分41秒でTKOし、タイトル戦線に踏みとどまっている。
試合後からアンカラエフはコスタとの対戦に強い関心を示しており、今回の投稿でもその姿勢を改めて明確にした形だ。
ライトヘビー級転向のコスタはムルザカノフをTKO
一方のコスタは、長年戦ってきたミドル級からライトヘビー級を主戦場とする方向へ移っている。
2026年4月の「UFC 327」では、ライトヘビー級で当時無敗だったアザマト・ムルザカノフと対戦し、3R1分23秒、ヘッドキックを起点とした攻撃でTKO勝利を収めた。
この勝利でライトヘビー級の上位戦線に食い込み、現在はランキング6位につけている。
アンカラエフ陣営も以前からコスタ戦を希望しており、マネージャーのアリ・アブデルアジズ(Ali Abdelaziz)も両者による通常の試合、あるいは暫定王座戦を候補として挙げていた。
王者ウルバーグは負傷離脱 暫定王座戦の可能性も
現在のUFCライトヘビー級王者はカルロス・ウルバーグ。
ウルバーグはUFC 327でイジー・プロハースカを1R3分45秒KOで破って空位の王座を獲得したものの、その試合中に右膝の前十字靱帯(ACL)を断裂した。
すでに手術を受けており、2027年初頭の復帰を目標としている。
王者が長期離脱していることから、ライトヘビー級では暫定王座戦が組まれる可能性も浮上している。
デイナ・ホワイトも7月、2026年中にライトヘビー級暫定王座戦を行う可能性について「十分あり得る」との考えを示していた。
元王者でランキング1位のアンカラエフと、ライトヘビー級で存在感を高めている6位コスタが対戦すれば、今後のタイトル戦線を大きく左右する一戦となる。
両者の対戦が改めて組まれるのか、王者ウルバーグ不在のライトヘビー級で今後のマッチメイクが注目される。
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