ヤーディエ・デル・ヴァイエがダレン・エルキンスを35秒TKO 42歳エルキンスは約19年半の現役生活に幕【UFCラスベガス120】

現地時間2026年8月8日、米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXで開催された「UFCファイトナイト・ラスベガス120:ガムロット vs サルキルド」で、ダレン・エルキンスとヤーディエ・デル・ヴァイエがフェザー級で対戦した。
試合は開始からわずか35秒で決着。
デル・ヴァイエが左のパンチでエルキンスをダウンさせ、追撃したところでレフェリーが試合を止めた。
ヤーディエ・デル・ヴァイエが1ラウンド0分35秒、TKO勝利。
この試合を最後に引退することを表明していた42歳のエルキンスにとって、約19年半に及ぶプロMMAキャリア最後の一戦となった。
デル・ヴァイエが開始直後からプレッシャー
開始直後、エルキンスがテイクダウンを仕掛けるが、デル・ヴァイエがこれを防ぐ。
その後、デル・ヴァイエはすぐに前へ出てプレッシャーを強めた。
エルキンスが組みを仕掛ける中でもデル・ヴァイエは距離を詰めながら攻撃を続ける。
そして開始から30秒ほど、デル・ヴァイエの強烈な左がエルキンスの顔面を捉えた。
エルキンスがマットへ崩れ落ちると、デル・ヴァイエが追撃。
レフェリーが間に入り、わずか35秒で試合終了となった。

デル・ヴァイエが引退するエルキンスに敬意
勝利したデル・ヴァイエは試合後、エルキンスに拍手を送るよう観客へ呼びかけ、長年UFCで戦ってきたベテランに敬意を示した。
デル・ヴァイエにとっては、2026年2月にジョーダン・レビットに判定負けして以来の再起戦。
キャリア最後の試合に臨んだエルキンスを開始35秒で仕留め、勝利を取り戻した。
エルキンスがグローブを置き現役引退
試合後、エルキンスはオクタゴンの中央にグローブを置き、現役生活を終えた。
エルキンスは大会前から、この試合を自身の「ラストダンス」と位置づけ、勝敗にかかわらず引退する意向を明らかにしていた。
42歳となり、以前よりも負傷が増え、日々のトレーニングによる身体への負担も大きくなったことを引退理由として挙げている。
試合後には、望んでいた終わり方ではなかったとしながらも、長いキャリアを振り返り、自身が戦い続けられたことへの感謝を口にした。
UFCフェザー級最多29試合を記録
エルキンスはプロ戦績29勝13敗でキャリアを終えた。
2007年にプロMMAデビューし、2010年からはUFCで戦い続けた。
UFCでは通算31試合を経験し、そのうちフェザー級では29試合に出場して同階級歴代最多出場記録を残した。
フェザー級での18勝は歴代2位。
激しい打撃戦や劣勢からの逆転劇を何度も演じ、「The Damage」のニックネーム通り、ダメージを受けながらも前進し続けるファイトスタイルで長くUFCフェザー級を支えた。
最後の試合はデル・ヴァイエの左による35秒TKOという結果になったが、試合後にグローブをオクタゴンへ置き、約19年半に及ぶプロMMAキャリアに自ら区切りをつけた。
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