カロル・フォロがジジ・カヌートに判定勝ち 腕十字の危機を脱してUFCデビュー戦白星【UFCラスベガス120】

現地時間2026年8月8日、米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXで開催された「UFCファイトナイト・ラスベガス120:ガムロット vs サルキルド」で、ジジ・カヌートとカロル・フォロが女子ストロー級で対戦した。
ともに今回がUFCデビュー戦。
フォロの打撃とカヌートのグラップリングという互いの持ち味がぶつかり合い、試合は3ラウンド終了まで決着せず。
判定は29-28、29-28、29-28の3-0でフォロが勝利。
オクタゴン初戦を白星で飾った。
フォロが打撃で先手を取る
第1ラウンドはフォロがローキックから入り、パンチを顔面とボディへ打ち分けていく。
カヌートもスタンドで応戦したが、フォロは左を効果的に当てながら前進。
左フックでカヌートをぐらつかせる場面も作った。
カヌートは途中からテイクダウンを狙ったものの、フォロをグラウンドへ持ち込むことはできず。
終盤にもフォロがパンチを当て、打撃を軸に試合を進めた。
カヌートがバックを奪い反撃
第2ラウンドになると、カヌートが得意のグラップリングへ持ち込む。
右のパンチからレベルチェンジしてテイクダウンすると、フォロが立ち上がろうとしたところで背後へ回り、ボディトライアングルを組んだ。
カヌートはバックからリアネイキッドチョークを狙いながらパンチを重ねる。
フォロは絞めを防ぐことを優先し、カヌートが長い時間バックポジションを維持した。
終盤にはカヌートがキムラも狙い、第1ラウンドとは一転してグラウンドで試合を支配。
勝負の行方は最終ラウンドへ持ち越された。

カヌートが腕十字でフィニッシュ寸前まで追い込む
第3ラウンド、カヌートは開始早々からテイクダウンを狙うが、フォロがディフェンスして前進する。
スタンドではフォロがパンチを重ね、カヌートも組みを仕掛けながら応戦。
ケージ際でカヌートがシングルレッグを狙った場面では、フォロが倒されるのを防ぎながらヒジを返した。
それでもカヌートはテイクダウンに成功し、グラウンドで腕十字を仕掛ける。
フォロの腕を伸ばしてフィニッシュ寸前まで追い込んだ。
しかしフォロはタップせずに脱出。
再びスタンドへ戻ると、両者が最後までパンチを打ち合い、試合終了のホーンを迎えた。
フォロが29-28×3でUFC初勝利
ジャッジ3者はいずれも29-28でフォロを支持し、フォロが判定3-0で勝利した。
フォロはカヌートのグラップリングによって第2ラウンドで苦しい展開を強いられ、最終ラウンドにも腕十字でフィニッシュの危機を迎えた。
それでも最後まで一本を許さず、スタンドでは積極的に前へ出て打撃を重ねた。
一方のカヌートは「The Ultimate Fighter 34」への出場を経て今回UFCデビュー。
勝利には届かなかったものの、バックコントロールや腕十字など、グラウンドではフォロを何度も危険な状況へ追い込んだ。
フォロも今回がUFC初出場。
2025年にDana White's Contender SeriesでUFCとの契約を獲得してから約11カ月を経てオクタゴンに立ち、接戦をものにしてUFC初勝利を挙げた。
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