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田嶋椋が8勝すべてフィニッシュのコーレンと準決勝 UFC契約へ強打と組みを封じられるか【ROAD TO UFC 5】

田嶋椋が8勝すべてフィニッシュのコーレンと準決勝 UFC契約へ強打と組みを封じられるか【ROAD TO UFC 5】

現地時間2026年8月28日、中国・上海の浦東発展銀行上海オリエンタルスポーツセンターで「ROAD TO UFCシーズン5」準決勝が開催される。

バンタム級(135lbs/61.2kg)トーナメントでは、田嶋椋とインドのチュングレン・コーレンが5分3ラウンドで対戦する。

田嶋は27歳でプロ戦績11勝3敗。
対するコーレンは28歳で8勝2敗を記録している。
勝者はUFC契約を懸けた決勝へ進出。
現バンタム級キング・オブ・パンクラシストの田嶋が、8勝すべてをKO・TKOまたは一本で挙げてきた「インディアン・ライノ」を止められるかが注目される。

田嶋椋は最終ラウンドの攻勢で接戦を制す

田嶋は5月28日にマカオで行われたオープニングラウンドで、中国のティ・ハイタオ(Ti Haitao)と対戦した。

序盤はローキックとパンチを受け、テイクダウン後のスクランブルでも上を取り返される場面があった。
それでもケージ際の組みと打撃で競り合いを続け、相手の運動量が落ちた第3ラウンドに前進。
パンチの手数を増やし、終盤まで攻勢を維持した。

判定は29-28、28-29、29-28の2-1。
公式データでは有効打は47対64で田嶋が下回った一方、テイクダウンは3対2で上回った。
序盤から圧倒した試合ではなかったが、接戦の中でペースを落とさず、最後の5分で勝利を引き寄せた。

田嶋はプロ11勝のうち6勝がKO・TKO。
2022年にネオブラッド・トーナメントのバンタム級で優勝し、同年12月にはTSUNEを第4ラウンドに仕留めて暫定王座を獲得した。

2024年3月に井村塁へ判定負けを喫したが、2025年12月の再戦では右ストレートからのパウンドで第1ラウンドTKO勝ち。
第6代バンタム級キング・オブ・パンクラシストとなり、ティ戦を含めて3連勝で準決勝へ進んだ。

コーレンは6度のテイクダウンから一本勝ち

コーレンはオープニングラウンドで、7戦無敗だった宮口龍鳳と対戦した。

第1ラウンドは宮口のジャブやボディへの打撃を受けながら、ケージへ押し込んでテイクダウン。
第2ラウンド序盤にパンチでダウンを奪われたものの、打ち合いで反撃すると、組みから繰り返しグラウンドへ持ち込んだ。
最後はバックへ回り、両脚をフックしないままリアネイキッドチョークを完成させている。

記録は第2ラウンド4分00秒、リアネイキッドチョークによる一本勝ち。
公式データでは有効打61対41、テイクダウン6対0。
両者が1度ずつダウンを記録した展開で、コーレンは劣勢から攻撃量を高め、打撃、テイクダウン、一本へとつなげた。

コーレンは6度のKO・TKO勝ちと2度の一本勝ちを持ち、プロで挙げた8勝がすべてフィニッシュ。
かつてはMatrix Fight Nightのバンタム級暫定王座を獲得し、初防衛にも成功した。
2025年8月にラビンドラ・ダント(Rabindra Dhant)へ第3ラウンドTKO負けを喫したが、宮口戦で再起している。

宮口戦では大会直前の代役出場だったとはいえ、139.5lbs(約63.3kg)を記録し、バンタム級の非タイトル戦上限を3.5lbs超過した。
ただし、準決勝の公式計量では134.5lbs(約61.0kg)を記録し、今回は規定体重をクリアしている。
田嶋は135.5lbs(約61.5kg)だった。

勝負の鍵は田嶋の距離と立ち上がり

田嶋は身長約173cm、リーチ約180cm。
コーレンは身長約168cm、リーチ約170cmで、田嶋が身長で約5cm、リーチで約10cm上回る。
両者はともにオーソドックスだが、戦いたい距離は異なる。

田嶋は長いリーチを生かし、ジャブと右ストレートでコーレンの前進を止めたい。
ティ戦ではローキックを受け続けたため、足を止めずに角度を変え、組みに入られる前にパンチを当てることが重要になる。
コーレンをケージまで押し返せれば、得意の打撃を連続して出しやすい。

コーレンは遠い距離で打ち合うより、被弾を覚悟してでも前へ出て田嶋へ組みつきたい。
宮口戦のようにボディロックや脚へのタックルを連続させ、立ち上がり際にバックを狙えば、体格差の影響を抑えられる。

田嶋にとっては最初のテイクダウンを防ぐだけでなく、倒された後に背中を預けず立ち上がれるかが鍵となる。
田嶋が距離を保てば長いリーチと打撃が生き、接触時間が増えればコーレンの圧力とフィニッシュ力が生きる準決勝だ。

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