RAF 12全カード&見どころ メラブ vs セフード再戦、バローズ vs ブレイディ

現地時間2026年8月22日、米国オハイオ州クリーブランドのRocket Arenaで「RAF 12:ドバリシビリ vs セフード2」が開催される。
8月18日時点でRAF公式イベントページに掲載されているカードは全12試合。
メインイベントではメラブ・ドバリシビリとヘンリー・セフードが再戦し、初代RAFライト級クロスオーバー王座を争う。
コメインイベントでは2012年ロンドン五輪金メダリストのジョーダン・バローズとショーン・ブレイディが対戦。
そのほか、ボー・ニッカルvs マックス・マクエネリー、タイロン・ウッドリーvs ホアキン・バックリーなど、世界トップクラスのレスラーとMMAファイターが入り交じるカードが組まれた。
RAFミドル級、ウェルター級、女子ミドル級の王座戦も行われ、日本からは小野正之助が出場する。
メラブ vs セフード、約1カ月半で再戦
メインイベントはドバリシビリとセフードによる再戦。
両者は7月11日にジョージア・トビリシで開催された「RAF GEORGIA」でRAFルール初対戦を行った。
初戦では北京五輪レスリング金メダリストのセフードが第1ピリオド序盤に7-0までリードし、第1ピリオドを8-2で終えた。
しかし、ドバリシビリが第2、第3ピリオドで驚異的な追い上げを見せ、最終的に11-8で逆転勝利した。
今回は約1カ月半でのダイレクトリマッチとなり、初代RAFライト級クロスオーバー王座が懸けられる。
レスリングの実績ではセフードが圧倒的だが、初戦ではドバリシビリの持ち味である運動量が後半に勝敗を分けた。
セフードが序盤のリードを最後まで守り切るのか。
それともドバリシビリが再びハイペースの展開に持ち込み、2連勝を飾るのか。
初戦の内容がそのまま再戦の大きな見どころとなる。
バローズ vs ブレイディ 五輪王者とUFCウェルター級の実力者が対決
コメインイベントではジョーダン・バローズとショーン・ブレイディがキャッチウェイトで対戦する。
バローズは2012年ロンドン五輪男子フリースタイル74kg級金メダリストで、世界選手権でも長年にわたってトップレベルで活躍してきた米国レスリング界のレジェンド。
対するブレイディはUFCウェルター級で戦うグラップラーで、MMAではテイクダウンからのコントロールを大きな武器としている。
フリースタイルレスリングではバローズの経験と実績が際立つが、MMAトップレベルの組みの強さを持つブレイディが、レスリングの舞台でどこまで対抗できるかが注目される。
ボー・ニッカル vs マックス・マクエネリー NCAA王者同士が激突
ボー・ニッカルとマックス・マクエネリーはキャッチウェイトで対戦する。
ニッカルはペンシルベニア州立大学時代にNCAAディビジョン1選手権で3度優勝した後、MMAへ転向してUFCに参戦。
マクエネリーはミネソタ大学でNCAA王者となった新世代のトップレスラーだ。
この対戦は、マクエネリーがNCAA王座を獲得した直後、ニッカルがXで対戦を呼びかけたことから始まった。
マクエネリーも反応し、そのやり取りを経てRAF 12で実現することになった。
実績豊富なニッカルと、勢いに乗る現役大学レスラー。
世代の異なるNCAA王者同士による直接対決となる。
ウッドリー vs バックリー UFC勢同士がレスリングで対戦
元UFCウェルター級王者タイロン・ウッドリーとホアキン・バックリーはクルーザー級で対戦する。
ウッドリーはMMA転向以前からレスリングで実績を残しており、ミズーリ大学時代にはNCAAディビジョン1のオールアメリカンに2度選出された。
RAF公式もウッドリーのレスリングへの復帰を前面に出して、バックリーとの対戦を発表している。
MMAでは強烈な打撃を武器としてきた両者だが、RAFではレスリングのみで勝敗を争う。
UFCファンにとっても、普段とは異なる両者の一面を見られるカードとなる。
ウィック vs ノルフ、RAF 01以来の再戦で空位のミドル級王座戦
エバン・ウィックとジェイソン・ノルフは、現在空位となっているRAFミドル級王座を懸けて再戦する。
両者は2025年8月の旗揚げ大会「RAF 01」で対戦し、ウィックが10-8で勝利。
初代RAFミドル級王座を獲得した。
その後、ノルフはRAFで4連勝を挙げ、再びタイトル戦にたどり着いた。
約1年を経て、RAFで自身を破ったウィックとの再戦が実現する。
旗揚げ大会から続く因縁に加え、今回は空位の王座も懸かる。
RAF 12の中でも競技レスリングとして注目度の高い一戦だ。
小野正之助がRAF初参戦 ベン・ダビノとバンタム級で対戦
日本からは小野正之助が出場し、ベン・ダビノとバンタム級で対戦する。
小野は世界選手権、U20世界選手権など国際舞台で実績を残してきた日本レスリング界の若手トップ選手。
現在はペンシルベニア州立大学のロースターに名を連ねており、大学での公式戦デビューも控えている。
対する20歳のダビノはオハイオ州立大学で戦い、すでにNCAA準優勝を経験している米国の有望株だ。
RAFは今回のカードについて、今後長く続くライバル関係の始まりになる可能性にも言及している。
小野のスピードと攻撃への切り替え、ダビノのフィジカルとスクランブル能力という異なる強みを持つ若手同士の対決となる。
世界的な選手やUFCファイターが並ぶRAF 12で、小野がRAFデビュー戦でどのようなパフォーマンスを見せるのか、日本のファンにとって見逃せないカードとなる。
ケネディ・ブレイズが女子ミドル級王座を防衛へ
RAF女子ミドル級王者ケネディ・ブレイズはディアナ・アブサラゴワを相手にタイトル防衛戦を行う。
ブレイズはRAF参戦後3戦3勝。
すべてテクニカルフォールで勝利しており、ここまで相手に1ポイントも許していない。
対するアブサラゴワはMMAでもキャリアを積んできたロシア人ファイター。
レスリングをバックボーンに持つMMA選手が、RAFで圧倒的な強さを見せてきたブレイズにどこまで迫れるかが焦点となる。
カー vs サルカザノフもウェルター級王座戦
デビッド・カーはタイムラズ・サルカザノフを相手にRAFウェルター級王座を防衛する。
RAF公式もカーの王座防衛戦として発表しており、ミドル級、女子ミドル級と並ぶ今大会のタイトルマッチの一つとなる。
そのほか、フェザー級ではリオデジャネイロ五輪金メダリストのウラジメル・ヒンチェガシビリとジェシー・メンデス、ヘビー級ではゲイブル・スティーブソンとアンソニー・カシオッピ(Anthony Cassioppi)が対戦する。
RAF 12全対戦カード
メインイベント
- 初代RAFライト級クロスオーバー王座戦
メラブ・ドバリシビリ vs ヘンリー・セフード
コメインイベント
- キャッチウェイト
ジョーダン・バローズ vs ショーン・ブレイディ
その他のカード
- キャッチウェイト
ボー・ニッカル vs マックス・マクエネリー
- クルーザー級
タイロン・ウッドリー vs ホアキン・バックリー
- 空位のRAFミドル級王座戦
エバン・ウィック vs ジェイソン・ノルフ
- フェザー級
ウラジメル・ヒンチェガシビリ vs ジェシー・メンデス
- RAFウェルター級王座戦
デビッド・カー vs タイムラズ・サルカザノフ
- RAF女子ミドル級王座戦
ケネディ・ブレイズ vs ディアナ・アブサラゴワ
- フェザー級
- バンタム級
小野正之助 vs ベン・ダビノ
- ミドル級
- ヘビー級
ゲイブル・スティーブソン vs アンソニー・カシオッピ
メラブとセフードの再戦、バローズとブレイディによるクロスオーバーマッチだけでなく、ニッカル、ウッドリー、バックリーらMMAファンにも馴染み深い選手が出場するRAF 12。
さらにウィック vs ノルフをはじめとする王座戦、小野正之助のRAFデビューなど、競技レスリングとしても見どころの多い大会となっている。
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