ビリー・レイ・ゴフ vs タイ・ミラー 強打のゴフが無敗の長身ストライカーに挑む 【UFCラスベガス120】

現地時間2026年8月8日、米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXで開催される「UFCファイトナイト・ラスベガス120:ガムロット vs サルキルド」で、ビリー・レイ・ゴフ(Billy Ray Goff)とタイ・ミラー(Ty Miller)がウェルター級マッチで対戦する。
ゴフはプロ9勝のうち7勝をKO・TKOで挙げている攻撃型ファイター。
一方のミラーは7勝0敗、1ノーコンテストと無敗を維持しており、UFC2連勝を狙う。
ビリー・レイ・ゴフは連敗脱出を狙う
ゴフは身長約178cm、リーチ約184cmのスイッチスタンス。
1分間に平均7.51発の有効打を当てており、テイクダウンも交えながら積極的に前へ出る。
プロ9勝のうち7勝がKO・TKOで、4試合を第1ラウンドで終わらせている。
2023年8月のUFCデビュー戦では、木下憂朔を第1ラウンド3分49秒でTKO。
ボディーへの攻撃で動きを止めると、パンチの連打で試合を終わらせた。
しかし、その後はトレイ・ウォーターズにユナニマス判定で敗れ、2025年5月のラミズ・ブラヒマイ戦では第1ラウンド3分16秒、ギロチンチョークによるテクニカルサブミッションで敗戦。
UFCでは1勝2敗となり、今回は約1年2カ月ぶりの再起戦となる。
ゴフの持ち味は、被弾しながらでも距離を詰める前進力だ。
パンチだけでなく、ボディー攻撃やテイクダウンを組み合わせ、近い距離で激しい展開を作り出す。
一方で、ウォーターズ戦では長身の相手に前進を繰り返したものの、距離を詰める際にパンチを合わせられた。
今回も身長とリーチで上回るミラーが相手となるため、同じ展開を避けられるかが重要になる。
タイ・ミラーはUFCデビュー戦で残り1秒のTKO勝ち
ミラーは身長約188cm、リーチ約196cmのオーソドックス。
ゴフより身長で約10cm、リーチで約12cm上回る長身ストライカーで、アルバカーキのゴールデングローブを2度制した実績を持つ。

2025年8月のデイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズでは、ジミー・ドラゴに30-27、30-27、30-27のユナニマス判定勝ち。
長いパンチを使って試合を支配し、UFCとの契約を獲得した。
2026年1月のUFC 324では、アダム・フューギットを相手にオクタゴンデビュー。
第1ラウンド終了1秒前の4分59秒にパンチでTKO勝ちを収めた。
ミラーはジャブやストレートを中心に、自身のリーチを生かして相手の攻撃範囲の外からパンチを当てる。
フューギット戦では打ち合いになっても慌てず、最後まで攻撃を続けてフィニッシュにつなげた。
ただし、UFCとコンテンダーシリーズで戦った試合はまだ合計2試合。
ゴフのように被弾を覚悟して前へ出てくる相手に対し、長いパンチで前進を止め続けられるかは今回の見どころになる。
ゴフがミラーのリーチを攻略できるか
試合の焦点は、ゴフがミラーの長いリーチをかいくぐり、得意の接近戦へ持ち込めるかどうかだ。
ミラーがジャブや右ストレートで距離を保てれば、ゴフは前へ出るたびにパンチを受ける可能性がある。
無理に打ち合わず、中央を確保しながら迎え撃つ展開がミラーにとって理想となる。
ゴフは正面から飛び込むだけでなく、ボディー攻撃やローキック、テイクダウンを織り交ぜてミラーをケージ際へ下がらせたい。
近距離での打ち合いになれば、7度のKO・TKO勝利を記録しているゴフのパワーと連打が生きてくる。
ゴフが前進圧力をかけ続けて連敗から脱出するのか。
それとも、無敗のミラーが体格差と長いパンチを生かしてUFC2連勝を飾るのか。
両者の距離を巡る攻防が勝敗を左右する一戦となる。
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