鶴屋怜がケヴィン・ボルハスを1R一本 強烈パウンドから裸絞め、2戦連続フィニッシュで「次はランカー」【UFCファイトナイト上海】

現地時間2026年8月29日、中国・上海のオリエンタル・スポーツ・センターで「UFCファイトナイト上海:ヌルマゴメドフ vs ソン」が開催された。
鶴屋が試合開始直後から得意のレスリングで圧倒し、強烈なグラウンド&パウンドからバックを奪取。
1R4分14秒、リアネイキドチョークで一本勝ちを収めた。
5月のUFCマカオに続く2試合連続の1R一本勝ち。
唯一の黒星となった現UFCフライ級王者ジョシュア・ヴァン戦から、鮮やかな2連勝を飾った。
開始直後からタックル ボルハスの打撃を封じる
1R、グローブタッチを終えると鶴屋はほとんど間を置かずにタックルへ。
最初の仕掛けはボルハスがケージを使って耐えたものの、鶴屋はそのままクリンチを維持。
ボディロックから崩してテイクダウンを奪い、ハーフガードのトップポジションに入った。
ここから鶴屋が試合を完全に支配する。
ボディへのパンチを入れながらポジションを固めると、上体を起こして肘や鉄槌を落とし、ボルハスに立ち上がる余裕を与えない。
打撃を嫌ったボルハスがケージ際で座った状態になると、鶴屋は両脚を絡ませながら逃げ道を封鎖。
さらにパンチを浴びせ続けた。
KO勝利の多いストライカーであるボルハスに、得意のスタンドで攻撃する時間をほとんど与えない展開となった。

パウンドで削り続け、立った瞬間にバック奪取
鶴屋はトップから手数を落とさず、パンチや肘を連続して打ち込む。
ボルハスもなんとかケージを使って立ち上がったが、鶴屋はここを逃さない。
すぐに背後へ回り込んでバックを奪うと、再びボルハスをマットへ。
背中を完全に制圧し、そのままフィニッシュを狙った。
ボルハスの左腕を自身の脚で巻き込み、ディフェンスに使える腕を封じながら首へ腕を回す。
最後はリアネイキドチョークを完成させ、ボルハスがタップ。
1R4分14秒、鶴屋がほぼ何もさせない内容で一本勝ちを決めた。
2試合連続1R一本勝ち 王者ヴァン戦の黒星から完全復活
鶴屋は2025年3月のUFC 313でジョシュア・ヴァンに判定負けを喫し、プロキャリア初黒星を経験した。
そのヴァンは後にUFCフライ級王者まで上り詰めている。
鶴屋は約14カ月の空白期間を経て、2026年5月のUFCマカオでルイス・グルレーと対戦。
こちらも1R3分19秒、リアネイキドチョークで一本勝ちして再起を果たした。
そして約3カ月後の上海でも、再び1Rに同じリアネイキドチョークでフィニッシュ。
今回は前戦以上に、テイクダウンからトップコントロール、パウンド、バック奪取、一本までを一連の流れで完成させ、鶴屋の最大の武器であるグラップリングの強さを見せつけた。
「また次も一本で勝つ」ランカーとの対戦を要求
試合後、鶴屋は勝利を喜びながら金網に登り、腰にベルトを巻くジェスチャーも披露した。
インタビューでは、バックを取れば一本を取れる手応えがあったことを明かし、次戦についてランカーとの対戦を要求。
「また次も一本で勝つ」と宣言し、フライ級上位へのステップアップをアピールした。
鶴屋はこのフィニッシュにより、2万5000ドルのフィニッシュ・ボーナスも獲得した。
現王者ヴァンとの一戦以降、2試合続けて1R一本勝ち。
上位戦線への浮上を目指す鶴屋にとって、次戦でどのレベルの相手が用意されるのか注目される。
試合結果
フライ級
WINNER 鶴屋怜 vs ケヴィン・ボルハス
1R 4分14秒 一本(リアネイキドチョーク)
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