【UFC】堀口恭司&平良達郎勝利(日本大会開催が大きく前進)

 2025年11月23日に行われたUFC Fight Nightで堀口恭司選手がUFC復帰戦で勝利を収め、UFCフライ級ランキング8位にランクインしました。また、2025年12月7日に行われたUFC323で平良達郎選手が勝利しました。今回は2人の選手の試合内容及び結果とUFC日本大会開催の可能性について語りたいと思います。

堀口恭司vsタギル・ウランベコフ

1R…両者スタンドでの攻防が多く見られ、堀口選手の関節蹴りやカーフキック、素早いステップによりペースは終始堀口選手。ウランベコフ選手はテイクダウンを試みるも、失敗。

2R…開始時からウランベコフ選手が1Rでうけてきた蹴りのダメージが見え始める。その後グランドの展開となり、堀口選手が終始トップを維持し、ウランベコフ選手の体力をジリジリと削っていく。堀口選手のカーフキックにより足を引きずるウランベコフ選手。ラウンド終了の際、立つのにも時間がかかる。堀口選手優勢。

3R…開始から堀口選手のカーフキックからの左フックでウランベコフ選手がダウン、その後ウランベコフ選手が1度立つも、堀口選手のハイキックから右ストレートにより2度目のダウン。その後のグランドの展開により堀口選手のバックチョーク一本勝ち

・この試合は終始堀口選手のペースであり、強敵であるウランベコフ選手を堀口選手が圧倒しました。堀口選手の更なる実力の相手と組まれるであろう次戦に期待が膨らみます。

平良達郎vsブランドン・モレノ

1R…平良選手がテイクダウンにいき、1度きられるが、すぐさま2度目を仕掛ける。しかし、体勢が悪くなり、モレノ選手の逆三角絞めの体勢に入ってしまう。判定が難しいラウンドとなる。

2R…モレノ選手のテイクダウンを気にする姿勢が見られる。平良選手は1R同様、テイクダウンを1度きられるが、2度目で成功。その際、モレノ選手は後頭部を地面に打ちつけてしまい、1度意識が飛んでしまう。その後意識が戻るも、ダメージが抜けることはなく、バックをとられる。その後、平良選手のパウンドによりレフェリーストップ。平良選手のTKO勝利

・この試合は平良選手のフィジカルの強さが強くでた試合となり、平良選手はタイトル挑戦に良いアピールをすることができました。平良選手は試合後のマイクでタイトル挑戦について強く主張しました。次戦がどうなるのか注目です。

UFC日本大会開催

UFC CEOであるデイナ・ホワイト氏はUFC323後の会見で、日本大会開催に向けて会場を探し始めていることを明らかにしました。ホワイトCEOは、新フライ級王者となったジョシュア・ヴァン選手(ミャンマー出身)と平良達郎選手によるフライ級タイトルマッチを日本で開催するアイデアに魅力を感じていると語りました。

念願のUFC日本大会が平良選手の活躍によって実現しようとしています。この大会が実現した場合、会場に足を運んで平良選手の試合を実際に観てみたいものですね。これからもUFCで活躍する日本人ファイターを一緒に応援していきましょう!

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